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中国企業の面談に行った話(大失態)

今回から文章の書き方を、だ・である体から、ですます体に変えました。こっちの方が、私に合ってる気がしたので。

先週台湾人の知り合いから、「仕事を探しているなら、この会社に話を聞きに行ってみない?」と紹介されました。熊本にある、中国系の企業です。

私は現在、週3で単純作業のアルバイトをしています。来年度から子どもが小学生になるので、自分もステップアップして違う職場で働きたいなあ、と漠然と考えているところでした。

その会社の仕事内容や就業条件は?と聞いてみても「なんかいろいろあるらしいからとにかく行ってみなよ!」とのこと。うーん、地方で中国系の会社での就業は滅多にないチャンス…迷いましたが、ただ話を聞くだけならと、軽い気持ちで行くことにしました。その会社に昨日訪問したときのことを書きます。


会議室に通され、現れたのは組織の役員、そして人事のマネージャーさん。2人とも、非常に日本語の流暢な中国人。いかにも「仕事のできる女性」という雰囲気で、私はいまから予想外のしっかりした「面談」が始まるのだということを悟り、凍りつきました。

長年ビジネス社会からほど遠い生活をしてきた私にとって、いちばん負い目を感じ、緊張する相手かもしれません。先方は、私と正式な仕事の面談をする姿勢でおられました。が、私はきちんとした履歴書や職務経歴書を持ってきていないわけで…

会話は中国語で始まりましたが、私は元々あまり話せないうえ緊張が重なり、ごく簡単な言葉すら出てこない始末。冷や汗ダラダラ、情けないやら申し訳ないやら。
「会社に話を聞きに行く」ことを、あまりに軽く考え過ぎていました。相手の要求を想定し、可能な限りの準備をしていくべきでした。私を紹介してくれた知り合いにも申し訳なくて…

対する2人は、「どういう仕事がしたいのか」すらまともに言えない私に呆れ返っているご様子。(何度も絶句された…ああ恥ずかしい)
そんな状況にも関わらず、私は自分でもビックリなことに、2人に「中国語を使って仕事がしたい」と言ったのです。心の中では「これだけ自分の不出来な中国語を晒しておいて、どの口が言うか!?」と自分自身にツッコみました。

何十年かぶりに?、穴があったら入りたい体験をしました。

こんな大失態をあえてここに書くのは、これを今後に生かすため。きっとすぐ、この自分を恥じる気持ちは薄れてしまうから。今回の体験を、中国語学習の原動力にしたいです。 

写真は、10年前の北京、胡同の風景です。

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