田中地蔵

今日は黒森神楽の北廻り巡行 岩泉の龍泉洞温泉ホテルでした。

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松迎、山の神舞、恵比寿舞、大蛇退治など定番のものは、毎回行いますが、場所によって、またその年によって、ちょっとづつ変わります。昨年は“狂言 伊勢参り”で、田川さんと平野さんの掛け合いが人気でしたが、今年は“狂言 田中地蔵”です。まだ田代地区の田代さんにしかできない?そうなので、普段は黒森神社の例大祭や田代巡行でしかお会いできない田代さんが巡行メンバーに加わります。聞いていると田代さんが様々な物売りになって、何やら面白おかしく話しているのですが、方言+今ではあまり使わない昔の言葉で、あまり聞き取れません。言葉の問題で、沿岸でウケるものが、内陸に行くとウケないということがあるのですが、それと同時にわかる人にしかわからないというものがあります。つまり、“卑猥な掛け合い”があるのです。意味の分かるおばあちゃんたちはゲラゲラ笑っていますが、そうでない人はキョトンとしています。他の演目にもこのいやらしい表現はありますが、言葉がわかってもその真意がわからないようなものから、あからさまなものまで色々です。もしかすると分かる人だけ分かればいいのであって、みんなが分かるようになるとそれはそれで問題?なのかもしれません。どうやら神楽にはこの卑猥な表現がつきもののようです。この性的な表現が、エンターテイメントとして、観客を笑わせ楽しませる要素であることは疑いようがありません。私自身グループホームで2年アルバイトしましたが、特におばあちゃんは、そういう類のことが大好きです。腹を抱えて笑うところをよく見たものです。ただ、あまりお家の方には見せられませんが(笑)

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若い神楽衆は、これは自分がやっても面白いのだろうかと、恥じらいとためらいがあると聞きます。年配のおじさんがやるから面白いのかもしれませんが、若い男性がやるとどうなるのかとても気になります。

私自身も今日初めて見て、言葉が理解できないところが多々あったので、理解できるように勉強したいと思います。

是非みなさん今年は田中地蔵を見てください。(※毎回やるわけではないので、ご注意を。)



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