表情が変わる面

昨日3月1日は最後の巡行先である、普代村鳥居地区にお邪魔しました。
ここは鵜鳥神楽のお膝元です。コロナの影響か、観客もいつもより少ないように感じましたが、戸村君十八番?の三番御神楽も再度見ることができました。表情が変わる面とタイトルにつけましたが、不思議なことに同じ面でも、踊りの最中のその節々で表情が違って見えます。力んでいるところはより、顔つきが精悍になるような気がするのです。また、同じ面でも着ける人によって全く違う顔になるのです。これは、神楽衆のことを知っているから、脳が視覚を補完して見せているのかもしれません。面をつけて踊るという行為は、もしかしたら普段の自分とは違う存在になったような感覚が、踊り手にはあるかもしれません。面を着けていて顔が見えなくても、面に踊り手の人間性が出てくることは、とても興味深いです。


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