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実務補習の準備でやってよかったこと
今年度の診断士2次試験が終わり、もうすぐ合格発表ですね。
私も昨年度に5日間コースに1回だけ参加しました(残りは本業でポイントを獲得)。実務補習の準備にあたり、やってよかったことを紹介したいと思います。
※本当に初めて人向けの内容になります。実務補習に参加したことのある人にはあまり参考にならないと思います…。
企業情報や決算書から仮説を立てる
指導員の先生から、企業情報や決算書が送られてくると思います。
その企業の属する業界や決算書の内容から「こういう課題があるのではないか?」と考えることにしました。課題を想定することでヒアリング内容がスムーズに浮かびます。
注意点として、業種別審査辞典には結構古い情報が載っていることがありますので、できる限り、最新情報をひっぱってくるようにするといいと思います。
例)製造業の産業空洞化と書かれているものの、実際にはサプライチェーンの国内回帰が進められている
提案の方向性を考えてみる
「このような課題があるのではないか?」と考えたうえで、自分なりに提案の方向性をいくつか考えてみます。
仮説と方向性を考えたうえで、質問内容を事前に考える
質問の内容がそのまま報告書のクオリティーにも影響するので、事前に考えておくといいです。ちなみに私が参加した時は、1日目の午前中に班員顔合わせ、午後に企業訪問というスケジュールでした。
スケジュール自体に余裕があるわけではないので、事前に質問内容を考えておくことで限られた時間を有効に使えると思います。
また、担当外の質問も一通り考えておくといいと思います。抜け漏れが防げ、チーム全体のヒアリングの質も上がると思います。
質問に対する回答を想像する→返ってきた回答をどのように深堀するか考える
こう返ってきたら、もう少しヒアリングしてみようかな…など想定してみるといいと思います。心の準備的な意味合いもあります。
提案に向けて好事例を集めておく
いざ提案しようと思っても初めての方はどうしたらいいかわからない…と思います。そんな時に参考になるのが中小企業の取り組みの好事例やお役立ち情報が紹介されているウェブサイトです。中小企業庁や公的機関など、いろいろあるので、好事例を参考にしながら提案を考えるのもいいかもしれません。
いろんな好事例が見れるサイトの一例をあげておきます。
ミラサポ(中小企業庁)
中小企業しごと魅力発信プロジェクト(運営:東京都)
「創×造」日本の町工場応援メディア(運営:合同会社セールス・トータルサポーターズ )
今回は個人レベルでできることを紹介しました。
診断の進め方は指導員の先生やメンバーによってまちまちだと思いますので、一参考程度にお読みいただけましたらなら幸いです。
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