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大学病院の音声外来に行ってきました

こんにちは!

先日投稿した記事の後書き

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こちらの続きになります。

5/24に音声外来に行って診察受けてきました!色々と発見があったので書ける範囲で書いてみますね。

来院

保険証忘れました(アホ)

財布に入れたはずが...無い!どうして...!!!!!!!

ということで診察後のお代金は一旦10割負担で支払い、後日保険証持参して差額分もらうことになりました。

(結局帰り道でもう一回財布確認したら保険証入ってました)(なんなんこの時間)

診察

お昼頃に診察室に呼ばれまして、まずは僕の経緯をざっとお話し。

逆流性食道炎のこととか、後鼻漏のこととか

あとはブログに書いたことありませんが、昨年1〜4月までボイトレ(今は退会済み)に通っていたけれど、先生が予約制のため毎回違うトレーナーに当たることが多く、そこで発声法がバラバラになってしまった可能性などお話し。

その後、鼻からカメラを通し声帯を確認しながらいくつか発声練習を行いました。先生からお話いただいたこと箇条書きしますね。

①声帯は綺麗。以前あったポリープは無くなっている。

よかった。

②鼻柱隔湾曲症が結構ひどい

鼻が右側に曲がってる?倒れる症状で、左鼻が常に詰まっている感じ。今回のカメラも右側からしか通せないとのことで、右側から入れてもらいました。

鼻が曲がった原因について(仮説)

俺「小さい頃、枕に顔の左半分を埋めた体勢でゲームをすることが多くて、そのせいで鼻曲がっちゃったみたいなんすよ」

言ったら先生笑ってくれました。ありがとう

③鼻炎がある

だよね

先生に後鼻漏のこと聞いたら「発声に違和感感じている人、結構そう言う人いるんですよ」とのことでした。やっぱり何かしら影響あるんだろうね

④地声の低いところと、特に高音(裏声)の声帯の動きが綺麗

中音域(地声の高めのとこ)では声が震える。

⑤発しにくい言葉があり

これは僕個人の気づきだったんですが、母音から「ぱ」や「ま」などの子音に移るときに声帯にバグが起こる感じがします。一旦声帯が過剰に閉鎖して声が止まる感じ?

⑥逆流性食道炎の影響あり

この影響で喉がイガイガしたり、声が出づらい方結構いるみたいです。

診察結果

喉のイガイガが鼻炎から来るものなのか、胃酸から来るものなのかまだ分からない。とりあえずは鼻から治していって、1ヶ月後改めて診察。この日はお薬処方してもらって終わりました!

そんな感じです!

これまで耳鼻咽喉科に行って鼻柱隔湾曲症や鼻炎について指摘されることはありましたが、ここまで詳しく調べてもらい、具体的に改善までの道筋を示してもらったことは初めてです。

とにかくめちゃめちゃいい先生だった...

そばにいた看護師の方?凄く詳しい女性スタッフの方もすごく良い方で

「絡み合った糸を解くような作業になると思いますが、一緒に頑張りましょう」って言ってもらえてホッとしました。すごく安心感があったなぁ。これまで耳鼻咽喉科に行っても「まあ精神的な問題でしょ」としか言われてこなかったので...笑

鼻の違和感は、LDPがほぼ完治していた2014~2019年にも抱えていました。ここが治って、さらに発声まで改善されたら、今まで以上に声が出るようになるんじゃないかな。だといいな、楽しみです!

その他面白い気づき

もう一つ、面白い気づきがあったので念の為書いておきますね。

診察が終わってからも、声の波形を調べるために防音室でマイクの前で発声練習を行いました。

先ほど書いた通り、裏声は綺麗なのに地声が震える...

そんなとき先生さんから

「何か一曲、ワンフレーズでいいので歌ってみてもらっていいですか?」

と提案があり、中島みゆきさんの「糸」を歌うことにしました。

またこのとき

先生「自分の声が聞こえづらいと感じ、喉に力が入って声が出づらくなる人がいるみたいですよ〜」

と言うお話を聞き、

俺「そういえば昔から声が反響しづらい場所では、片耳に手を当てて(野々村議員スタイル)(伝われ)手をモニター代わりにして歌うと、自分の声がしっかり聞こえて綺麗に歌えてたな」と思い出しまして、実践。

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※コブクロの黒田さんが路上ライブの時にやってるスタイルですね

.......めっちゃ声が出る...!!!!!

先生「試しに手を外して歌ってみてもらっていいですか?」

俺「はい!」

手を外してもう一回歌いましたが、声が震えて全然歌えませんでした。

先生の見解

「過去にボイストレーニングで毎回違う先生に当たっていたとのことですが、先生によっては合う合わないもありますし、もしかしたら歌い方がおかしくなったままクセがついてしまったのかもしれません。」

「自分の声が聞こえなくて、不安で喉に力が入り、自然な声が出なくなっていたのかもしれません」

「いずれにしても逆流性食道炎、鼻炎は明らかに喉へ負担となるので改善に向けて頑張りましょう」

とのこと。すごく驚きの見解だったんですが、個人的にはこれまでのことを思い出し、色々と納得しました。


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僕の声が出づらくなったのは2020年3月と明確なタイミングがありました。

この前後に起こったこととしては

・逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニアの発症

・ボイトレ

・デスクワークの時間増加

・コロナ禍で常時マスク

で、以上4つが喉に関係しているのかなぁと思ってたのですが、もう一つ大きな出来事がありました。

歌う機会がなくなったことです。

僕は2014年〜2019年まではほぼ毎月ライブをしており、最後の2年間は年間60本ほどライブをしていました。

過去何度か2ヶ月ほどライブをしない期間が空いたとき、さあ久しぶりに歌うぞ!と思って声を出そうとすると、今の僕みたいな発声がし辛い状況があったなぁと思い出しました。

頻繁にライブをしていても、ライブ前日や当日は発声がし辛いです。声が分散して、当てたいところに当たらない感覚。その時は片耳に手を当て、自分の声が聞こえやすい状況で音階練習や鼻腔共鳴の練習をして、声を当てる位置を上顎付近に絞り込む練習をすると、手を離しても突き抜けるような気持ち良い声が出るようになります。

最近の僕はライブ全くしていないので、ルーティーンどころか歌う機会すら無くなり、喉が歌える状態にまでなっていなかったのかなと感じました。

おそらく2020年3月頃から

①ボイトレもしくは身体の異常なのか、何かのきっかけで歌い方を見失ってしまった

②ライブ自体がないので特に焦ることなく修正しなかった

③歌い方を見失い、かつしばらく歌わなかった後みたいな喉の状態で歌っても、声が震えるし喉が痛い

④喉が痛いからもっと発声する機会がなくなり、練習も億劫になる

⑤いざライブで歌っても、そんな喉じゃ声が出ん

※以下④〜⑤繰り返し

こういう流れがあったのかなぁと感じました。


今回の件で、とにかく歌うことって大事だなと思いました!

昨年のような身体的なLDPの原因はほぼ取り除かれたはずなので、以前のようなルーティーンを続けて歌い方を慣らしていけば、また声が戻ってくるんじゃないかな。

鼻炎と逆流性食道炎を治しながら、発声練習も臆することなく頑張ってみようと思います。


なんだか難しい内容になっちゃってごめんね!じゃね〜〜

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