Funk the 宇宙世紀
ファースト・シリーズ『機動戦士ガンダム』のサントラが放送開始から40周年を記念して復刻。
ストリーミングもめでたく解禁となった。
渡辺岳夫と松山祐士の両名が産みだした珠玉の作品の数々は1979年というその時代ゆえに良質なレア・グルーヴの宝庫。
特に、戦闘シーンを彩る楽曲のうねるグルーヴが凄いのでまとめてみた。
70年代の米国テレビのサントラ、ロイ・エアーズやアイザック・ヘイズの作品と同じ匂いがする(シティ・ポップ愛好者たちの次なる標的になるのはここかもしれない)。
渡辺と松山のコンビはガンダムのほか、同社日本サンライズ制作の『無敵超人ザンボット3』や『無敵鋼人ダイターン3』など名盤が多い。
『作曲家・渡辺岳夫の肖像 ハイジ、ガンダムの音楽を作った男』(加藤義彦、鈴木啓之、濱田高志共著、2010年6月)にはナベタケと松山祐士のインタビューが掲載されており、音楽的にも非常に興味深い内容だ。
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