ご近所問題【2】




ここに越してから、定期的に私の頭を悩ませていたのがこのご近所問題。



子供がいるからと低姿勢で生きてきたけど、あまりに執着されていて、

こっちもノイローゼになりそうだった。




棒通販会社の誤配達から、オジサンのターゲットは私から子供たちに変わっていた。



たまたま、長男の部屋とオジサンのベランダの位置が真向かいということもあり、

オジサンは、タバコを吸いにベランダに出る度に

長男の部屋に向かって

「このバカ息子が!!ストーカー野郎が!!」

と怒鳴り散らすようになっていた。



以前の記事にも書いたけど、オジサンはカーテンの開き具合を異常に気にしていて、

当然長男はオジサンになんの興味もなかったけど、息子の部屋のカーテンが少し動く度に

「こっち見んな!!バカ息子!!」

と怒鳴りるようになっていた。




そして、自転車で出かけて帰ってきた息子達に、毎回

ベランダから

「バカ息子が!!」

と怒鳴り散らすのは毎日になっていた。




私は、自分が何言われても耐えれるけど、子供に言われるのだけは納得行かなくて、連日管理会社に相談していた。




事態が動き始めたのは、オジサン騒動が勃発して4年目のことだと思う。




管理会社の担当の方が代わり、熱心に対応してくれることも大きかったけど

オジサンの体調不良により、元々住んでいた県外へ引っ越すと連絡を受けた。




結果的に自分が引越しを考える前に引っ越してくれることになり、

やっぱり私は恵まれていると心から感謝した。




子供たちの学校のこともあり、なかなか引越しができないし

そもそも、悪いことをしてないのに逃げるように引っ越すのは納得いかなかった。




辛くても最後まで我慢して良かったと思える瞬間だった。




4年も続いたご近所騒動だったけど、ついに終焉を迎えた。




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