4/30(木)サガン鳥栖サポーターミーティング【 第一部 】議事録

参加者が揃うのを待っていたようで、7分ほど押しての開催でした。
ギリギリに入れなかった人は、第二部への参加がアナウンスされスタート。

① 初めに竹原社長からの挨拶

・いつもサガン鳥栖へのご支援・ご声援ありがとうございます。新型コロナウィルスで被害にあわれた方へお見舞い申し上げます。 


・新聞やメディアでの報道につきまして皆さんにお伝えしたい事があります。心配をおかけし大変申し訳ありません。心配をおかけした原因は全て私にあります。改めてお詫び申し上げます。


・最初に一部報道にあった、クラブライセンスの失効・J3・JFLへの降格はありません。ここは非常に重要なので、強調して申し上げます。


・基準はクリアしているので、安心して欲しい。
・2019年度の数字は厳しい結果が出ている事は事実で反省し、新しいシーズンに向けてスタートしていきたい。


・2019年度のJリーグの環境は、J1に昇格した2012年に比べ大きく変わっている。
 
 2012年年度のサガン鳥栖の売上は、3億8000万円
 2012年度のJ1平均売上は、29億円。

・2019年度のJ1平均売上は、47.5億円、2020年度は平均60億となろうとしている。


・選手人件費も、30億円に届く勢い。
・J1での戦いの為に、背伸びした事は事実。
・環境変化に耐えJ1で戦うための育成年代のチャレンジは続いている。ユースを強化し、ユースもプレミアリーグに昇格。また、今シーズンのプレミアリーグの降格はない。


・未来のサガン鳥栖の選手や親が不安になることは絶対になってはいけない。大事なサガン鳥栖の未来を残すためにも、そこは考慮願いたい。

・2020年はコストダウンを行い身の丈経営に努めていく。新スポンサーも期待して欲しい。良いタイミングで発表させて頂きます。

・コロナの影響で収益がなく厳しい状態なのは間違いない。サガン鳥栖だけではなく、全てのスポーツクラブが乗り越えるべき課題。

・2019年度の決算に関して、スポンサー収入の指摘が多い。メディアが報じているがスポンサー撤退に関しては様々な理由があります。スポンサー様にはいつもご支援を頂いている。J1で戦っていくには、選手人件費・運営費など高いレベルでの金額が必要。
 親会社を持たない地方のクラブがJ1で戦い続けるには、チャレンジとリスクを取る事はどうしても必要


・J1での舞台を維持しながら外部から強さ入れるのではなく、自分の土壌で育て開花させることが重要

・一部報道があった、「 優勝が出来なかったからのスポンサー撤退 」ではない。選手・スタッフのせいではない。そこは強調して言いたい。

・多くの方々から直接、叱咤激励・何か出来る事はないか?など頂いている皆様には感謝いたします。


・この9年間で、皆様のおかげで入場料収入・グッズ収入は伸びている。ここは地方クラブとして誇っていい部分だと思っています。


・今後、ピンポイントでサポーターの皆様からご支援をお願いする事もあるかもしれません。


・一連の報道でご心配・ご迷惑をお掛けし申し訳ありません。
・改めて皆さんと走って行きたいです。

・最後に、私が関わっているバスケットチームに関して、サガン鳥栖への資金流用は全くありません。
・逆にバスケットチーム(佐賀スポーツクラブ?)を通して、約7億円の支援をしています。

以上で、竹原社長からの挨拶は終了し、参加者からの質疑応答

参加者からの質疑応答

(1)1人目。まさかの私(古賀洋平)でした。
・古賀からの質問


 a)2019年度の赤字に関しては説明・決算書を見る限り解決済で問題ないと思っています。


 b)クラブが現在収入がなく、早期の資金ショートが想定されるが、その中で我々サポータが資金的にお手伝い出来る事。例えばクラウドファンディングで、ピッチスポンサーが出来ないのか?


 c)最悪10月開始となった場合、どれくらいの資金が必要なのか?

・竹原社長からの回答
a)まず始まる前まで、このミーティングが怖かった。暖かいお言葉を頂き感謝いたします。クラウドファンディングに関しては、今後検討していきたい。
どの様に透明性を持たせていくか課題。現在の高校3年生にも使用できるような透明性がある方法を、皆さんと向き合いながら関上げていきたい。
GWもあるので、グッズ・席割・クラウドファンディング等、皆さんに教えて頂きたい今後、色々とご意見をお伺いする機会を作っていきたい。


b)キャッシュフローに関しては、民間調達等で、今年度はやっていけると思います。しかしユースの子供達にどこまで出来るのか?
ドリパスの資金は、約3億円入っています。そのキャッシュをどこに使うのか?
資金に関しては一生懸命頑張っていきます。暖かい目で叱咤激励して欲しい。
キャッシュに関して大丈夫ですと言い方はおかしいですが、新規スポンサー様も決まっていますので、良いタイミングで発表させて頂きたい。
みなさんと次の世代・次の次の世代の土台作りをしていきたい。

・最後に古賀から
d)サガン鳥栖のサポーターは、本当にクラブの事を大事に思っています。
東京にも大阪にも色々な地域にいます。そのみんなが力を合わせて、支援をする時はみんな喜んで支援をすると思うので、どうか手遅れにならない様に、お金がならないとならない様に、どうかサポータを頼って欲しいです。
それがクラブを支えるサポーターの役割の一つだと思っています
社長のプライドもあると思いますが、サガン鳥栖を残して発展させる事が社長のプライドだと思いますので、そこだけはお願いします。

・竹原社長の回答
これから試合が始まらずキャッシュの問題が出てきたときは、その都度開示させて頂きたい。その時皆さんに頼ることに駆るかと思いますがその時は力を貸して欲しい


(2)大分から参加の男性
a)試合が始まれば資金が回るとの事だが、無観客試合でも資金は回るのか?

・竹原社長の回答
a) 選手・スタッフの人件費は16億規模、色々な資金繰りの想定が必要
銀行・政府系等からの借り入れ、スポンサー様との相談色々な方の資金が必要。都度、状況は開示していきたい。
経営者から・選手からの景色を共有していきたい。
数か月まで安心して良いキャッシュはある。
2021年をどうしていくかも問題
Jリーグからの借り入れも返す必要があるが、融資の検討をしているフェーズでもある。随時検討していきたい。
また今回のサポミもそのまま録画して流すことも検討したい。

・大分から参加の男性からの質問
b)今後もテーマを決めて開催して欲しい

・竹原社長からの回答
b)随時開催していきたい。GWも開催出来れば行いたい。


(3)東京から参加の男性
a)引退したトーレスとの繋がりを活用していきたい。
つながりを全面にだしていけば、メディアも盛り上がり
スポンサー獲得にもつながるのでは?

a)竹原社長からの回答
トーレスとも連絡を取っている。トーレスの費用対効果は?スポンサー3社との契約直前までいったが私・クラブの問題があり契約まで至らなかった。

b) 質問
・契約期間・契約料、具体的にどのような活動?
b)回答
契約料はなし。トーレスのところにユースを招待等計画。随時契約。色々はなしてはいるので、都度なにかアイデアはれば募っていきたい。

東京から参加の男性から最後に
・トーレスとの縁を最大限使用して欲しい。最後までサガン鳥栖を応援していきます。


(4)男性の質問者
a)社長と話す機会を設けて欲しい。
b)暗い世の中なので 、インスタライブなどを増やして欲しい。

・竹原社長からの回答
a) 話す機会を増やしていきたい。
いままで話す機会を作っていなかったので反省しています。
b) 選手のインスタライブは選手も増やしていく。
A~Zで始まる会社(会社のイニシャル)さんと病院に入院している子供にバーチャルお見舞いを計画している。
これはオール九州でやりたい。
インスタに関しては色々なアイデア欲しい。
選手とも話をしたが、選手も不安なので、励ます企画も作りたい。
今回のサポミに関して、選手からも出演の打診あったが、やめた方が良いと言う意見が多く見送り

5)東京のPJMフューチャーズ時代からのサポーターの男性
・20年前に横浜Fが消滅。これ以上繰り返してほしくないので参加何回も苦難を乗り越えてきた鳥栖だから大丈夫と信じています。

a) 安定した経営の為、透明化。企業としてのガバナンスを強化。
危機だからこそBS/BL/CLを公開して欲しい。株主構成等。
透明性を持つことで、お金が集まりやすいのでは?
b) 今回の経営危機は選手人件費。・人件費によるコミットラインを設けて欲しい。
J2J3に落ちてもサガン鳥栖のサポータは付いていく。

・竹原社長からの回答
a)開示は検討していく。監査法人を通しているので、開示は出来ます。勝ってもうクラブを作りたいがJ1に残ることが大切。

b)サラリーキャップに関してはサッカークラブのシステムを抜本的に変えないといけないかもしれない。
今シーズンは、人件費を大きく抑えて育成クラブへのかじ取りを切ったばかり。ただ今回の危機の原因になったので、真剣に向きあって考えていきたい。

以上の内容です。
初めてのサポーターミーティングの参加でしたが、有意義な内容だったと思います。

参加されたからで、補足あればお願いします。

また今回も多くのメディアの方が参加されていました。
今回のサポミをどのように記事にされるのか。今回は参加したので間違った内容であれば
声を上げていきたいと思います。

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