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【七福神シリーズ】その②(大黒天について)

こんにちは!安田です!

今日も七福神シリーズということで、まずは神様の一人である、【大黒天】様の紹介をさせていただきます。

大黒天とは

七福神の大黒天は、福徳や財宝を与える福の神ですが、原形は闇の神様です。
 大黒は梵語の摩訶迦羅 マハー・カーラ の訳です。マハーが大で、カーラが黒です。ヒンズー教ではシヴァ神の化身で、シヴァ神が世界を灰にする時、この姿になるとされています。
 また姿も七福神の大黒さまとはかなり異なり、恐ろしい姿をしています。曼荼羅の中に描かれている大黒天は後者に近い姿です。密教では自在天の化身です。
 七福神の大黒さまは、狩衣のような服を着て頭巾をかぶり、右手に打出の小槌、左手に大きな袋を背負い、米俵の上に立っているのが一般的です。
俵に乗っている由緒は「毎日ご飯を供えてお参りすれば、一生、食に不自由はさせない」というお告げあった話が残されており、米俵と結びついたようです。
 食堂や台所にまつられることが多く、そこから転じて寺の婦人(僧侶の妻)を大黒さまと呼ぶこともあります。
また建物の中心となる太い柱を大黒柱と呼びますが、これは大黒さまが天・地・人を守る事から屋台骨を支えるものをこのように呼びます。
 神道では大国主命 おおくにぬしのみこと と大黒天を結び付け、大国天とすることもあります。神社にまつられる七福神では大国天が多いようです。

ご利益とは

大黒様は現世利益を与えてくださる神様と言われています。
五穀豊穣・子孫愛育・出世開運・商売繁盛ということで「え?商売繁盛だけじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は縁結びにも大変ご利益があるのです。

大黒様のお詣りの仕方

 おうちに大黒様があるのだけれどお祀りのしかたがわからない、という方は結構多いのではないでしょうか。
 大黒天をお祀りしているお寺の住職にお聞きしたところ、おうちでの大黒様のお祀りのしかたは簡単だと言うことです。

ではどんなお祀りのしかたをすればいいのでしょうか。

お供え物はお水だけでOKだそうです。
毎朝、お水をかえて手を合わせましょう。
どうしてお水だけでも大丈夫かと言うと理由は背負った袋からお米を出して自分でご飯が作れるからだとか。

神棚がなければ台の上に大黒様をおき、毎日拝礼するとよいでしょう。

あまり普段触れたり知る機会は少なめかと思いますが、古きを知って新しきを知るという意味で色々興味があり、記事を書かせていただいています!

以上、本日はご精読ありがとうありがとうございました!

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