見出し画像

営業コミュから始めるアズールブルーのプロデュース、という話

  アズールブルーの「アズール」は、英語だと「空」を意味しますが、空は青いイメージなので、空に存在する青から名づけられたのかもしれません。

 空から突然、2023年7月12日、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージに、3つの青が舞い降りてきたのです。


ユニット「アズールブルー」とは?

 話は、サービスが終了したモバマスにさかのぼるのですが、約3年前の2020年2月6日に、綾瀬穂乃香ちゃん、水野翠ちゃん、藤原肇ちゃんによるユニット「アズールブルー」が誕生しました。モバマスでは数多くの公式ユニットが生まれましたが、このアズールブルーは別格で、毎年のようにイベントで登場し、さらには2021年11月29日のデレぽで打ち上げをしている3人の姿が出てきて、デレステにも登場するようになりました。昨年2022年1月12日には、ススメ!シンデレラロードの水野翠ちゃん編で、コミュ初登場も果たしています。

 3人の共通点は「集中が得意」。クールアイドルにして、趣味がそれぞれバレエ(穂乃香ちゃん)、陶芸・釣り(肇ちゃん)、弓道(翠ちゃん)と、遊びではなく真剣に極めた結果、集中が武器になり、お互い敬語だけれどボーカル・ダンス・ビジュアルともに限界を知らない、名実ともに揺るぎのない青のカラーが出ています。

 …という盛大な前フリとしか言いようのない表現ばかりですが、早速営業コミュ「高みを目指すアズールブルー」から、彼女達のプロデュースを楽しんでみましょう!

営業コミュ「高みを目指すアズールブルー」

 デレステの営業コミュは、指定されたメンバーで営業コマンドを行うことで解放されるコミュのことです。デレステはメモリアルやイベント、カードなど、それぞれのアイドルことを知ることが出来ますが、営業コミュは必ず、他のアイドルとの交流が描かれるものとなっています。

 事の発端は、アズールブルーのライブ終了後。翠ちゃんが明るい笑顔をどう練習すれば良いかということで、肇ちゃんが3人で特訓することを提案します。

 で、ライブの写真を見て、表情が硬い(=真剣ともいう)のが多いという肇ちゃんの発言を受け、翠ちゃんが顔の筋肉の問題、つまり表情筋が硬いと分析する。で、穂乃香ちゃんが笑顔というより、表情筋を鍛える特訓が必要と結論付ける。肇ちゃんが納得して、表情筋の特訓がスタートします。

 こねこねこねする穂乃香ちゃん。ちなみに肇ちゃんもこねこねこねが得意です。翠ちゃんはどちらかというとこねこねこねされる方。可愛い。

 で、数時間かけて、「割り箸をくわえたり(※よい子はマネしないでね♪)、目を大きく開いたり(翠ちゃん談)」して、それでも笑顔の高みへたどり着けないアズールブルーの面々。そこで…

 薄々分かりかけてきたかもしれませんが、アズールブルー(特に穂乃香ちゃん)は脳筋ユニットです。穂乃香ちゃんの特訓スイッチが入ったら、表情筋を鍛える特訓や、変顔という特訓が編み出されます。
「ポチッとな じゃないんよ!」

 ぐにーっと表情筋を使う、本気の変顔となると経験がないと(=一応変顔はしたことはある)、穂乃香ちゃんが進めていくところ、翠ちゃんの天然たる覚悟で、背に腹は代えられぬと。変顔を見るのは私たち3人だけならば、勇気が湧いてこないかと。カッコイイ、さすが最年長の翠ちゃん(天然ダナー)。肇ちゃんも、己の殻を破らないと成長できないと納得します。

 ふん…っ! と気合を入れて変顔をしたらどうなったかと言うと、それはサムネが教えてくれた通りです。素敵な笑顔が3つ、咲きました。

 あの穂乃香ちゃんですら、痛みを感じるほどの特訓で、満身創痍になりながらも、アズールブルーは笑顔を身に着けることが出来ました。 

アズールブルーが楽しい理由

 私は綾瀬穂乃香ちゃんPなので、アズールブルーが楽しく感じられるのですが、それは、良い意味で、ブレーキがないこと。同様にブレーキがない存在として、自転車のトラック競技で使う「トラックレーサー」があります。止まる際は回り続けるペダルを逆に踏んで、減速停止するわけです。そうすることで、車体同士が接近しながら競い合う状態で、ブレーキによる事故を防ぐことが出来るようです。

 本来は事故を防ぐブレーキですが、それがこの3人にないのは、お互いが集中して、アイドルになる前に事故のないように自らの道を極め続けたからだと思います。アイドルになってからは、それぞれの趣味特技との関わり・距離は違いますが、それでも、ブレーキをつけることなく、お互いを大切にして、ペダルを踏みまわし続けるのです。

 もちろん、三位一体で事故を起こしたら大変なので、そこはプロデューサーさんがブレーキになります。アズールブルーの突撃が、待っております。

-----
 ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?