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情報リテラシー応用 授業資料(2)

2.最初の課題

まず、授業全体での課題を出しておきます。
このゴールに対して、必要な知識を提供して行きます。
ここからは課題中心ですので、疑問などありましたら、遠慮なくどうぞ。

「パソコンを使って、授業ノートを電子文書で作成してください。」

スライド12

これがまず授業全体の課題です。期末に提出してください。
但し、投影したもののメモだけではなく、自分で調べたこと、理解したこと、図や写真などを入れ込んで、完全な資料にしてください。

この課題は、情報リテラシー基礎と同じ内容ですが、本授業では試験はやりません。ですので、この課題の比重は高いです。理想を言えば、出版できるレベルを意識してください。

その上で、最初の課題を出します。

「成績表を作ってください。」

画像2

ある仮想的なクラスの成績データを皆さんに配布します。
これを使って、このクラスの成績表を作ってください。個々の生徒に渡すことが出来る、成績表です。

データ

この課題を皆さんにやっていただきたいのですが、その成果をレポートにして提出をしてください。
つまり成績表を作るだけではなく、それをテーマにしたレポートを書いてもらいます。

成績表をどういうデザインにして、どう作り上げていったのか、そういった「成績表を作る」という課題に対する、レポートを目標にしてみてください。
期限などは別途指示します。


まず、成績データファイル「data.txt」を配布します。
これを使って成績表を作って行きます。

ストレージ

成績データを見てください。このクラスには、30名の生徒がいます。
この30名一人一人に渡す成績表を作ります。
成績表を30枚作るわけではありません。
どの生徒も、同じフォーマットの成績表をもらいます。
内容が違うだけです。
要するに、このクラスで使う、成績表のフォーマットを作ってください。

成績表を見たことが無い人はいませんよね。
例えば、「成績表」で画像検索すると図のようなイメージが出てきます。
参考になるとは思いますが、どういう形式の成績表にするかも、課題の内容です。

課題図

つまり、全て自分で作って行きます。
モノづくりの課題です。

パソコンの授業では、お手本が与えられてその通りに作って行くような課題が出されることが多いと思いますが、ここでは真似ではなく、創造を課題にします。

文科系の皆さんは、モノづくりに対して学んでいません。
ですので、ここでは課題を通して、モノづくりを学んでいくことも内容だと思ってください。

さて、では、この成績データ「data.txt」を使って成績表を作って行くわけですが、以下のことについて考えてください。

1.どういうプロセスで課題をやっていきますか?
2.それぞれの過程で、どういう知識、操作が必要ですか?

時間を差し上げますので、この2点について整理してください。



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