田んぼの学校に入りました


苗床の稲の赤ちゃんたち

友人に誘われて訪ねた「なべちゃん農場」
場所は南砺市の小院瀨見という山間の地域です
湧き水が田んぼに注ぐ、そんな場所で耕作放棄地を借りて
自然栽培(肥料・農薬を使わない農法)でお米を作っています

以前から、田んぼに関わってみたいと思っていたのですが
なかなか機会がなかったので、ちょうど募集していた
田んぼの学校に入れてもらいました
胴長も買って、田んぼデビューです!

田んぼの中にはカエルやアメンボがたくさんいて、
こんな場所のこの農法なら安心だなぁ、
なによりこの場所一体の空気感がいいなぁ、
そう感じました

他の受講生の皆さんもとても気持ちよく一緒に
作業できて、今年は1つ楽しみが増えました

今日の作業は、苗の観察と畦塗りとトラクターの試乗
今は畦塗りは機械でできるそうですが、昔のやり方も
知っておいてほしいと体験させてくださいました
何という重労働なんでしょう
しかも見るのとやるのとでは違いすぎて、びっくりでした

田んぼを耕すトラクターの試乗では、毎年全国で
トラクター運転中に転落などによる死亡事故があること、
危険な乗り物であることなど、思いもよらない
おはなしがありました

中おこしの作業

普段、手元には玄米の状態で届くお米
これから約5か月、成長の過程と膨大な作業の全体を
体験させていただくことに感謝です

最後に、慣行栽培(農薬や肥料を農協の指導どおりに使う)で
田植えの際に機械から同時にばらまく肥料の殻を近くの田んぼで
見せてもらいました
植えた苗が根付くころに効くようにゆっくりとプラスチックの
ケースが溶けて肥料が出てくるそうです
問題は、その殻が雨で川へ海へ流出してマイクロプラスチックに
なってしまうということ
農水省も対策を講じようとしているようですが、
やはり便利だからといってもゴミを回収できないものは
販売してはいけないのでは、と思います
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_hiryo/hihuku_hiryo_taisaku.html

最後まで読んでいただきありがとうございます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?