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孤独だけど、一人じゃない

2022年2月22日、株式会社OCHERを設立し、
今週から私は一年間の休学期間に入りました。

2022年4月5日。本来なら新学期、新2回生として大学に通う予定でした。

桜が舞う中、2ヶ月ぶりに友達と会って、「やっぱり美味しくない」と文句を言いながら食堂でご飯を食べて、新しい授業のガイダンスを受けるはずの日です。

でも私はその日、休学届を提出するという目的で大学に行きました。

そして、その帰り道に猛烈な孤独感と不安に襲われました。

無事新学年を迎える同級生やキラキラした新入生を目の当たりにしてしまったからです。

休学を決意した当初は、休学することに対して抵抗もなく「思う存分に会社経営と社会勉強に勤んでやろう」という前向きな気持ちでした。

しかし、いざほとんどの友達や会社の仲間が普通に進級していく様子を目にしてみると、

「何をもってゴールとするのか」
「何をもって成功とするのか」

そんなことも分からないような道に、
たった一人で一年間進み続けなければいけないことの怖さに気づいてしまったのです。

その日は家に帰ってからもずっと
「これからの一年耐えられるかな」
「一年で何も成し遂げられなかったらどうしよう」と頭を抱え、

しまいには
「そもそも会社経営なんて私にできるのかな」「一円の収益も出せなかったら?仲間が離れていったらどうしよう?」

だなんて、すでに起業してるにも関わらずどうしようもないことを悩み始めました。

まぁ、どれだけ不安になろうとも怖くなろうとも
もう起業済みだし休学届も出してしまったし、
どうしようもないか。

正直、起業も休学も怖くなることは予想できていたからこそ恐怖に押し潰される前に覚悟は後回しにして勢いに任せて決めてしまったところはあるので、「やると決めたからにはやるしかない」ととりあえず、自分を追い込むことにしました。

とはいえ、自分の頭と心の中だけでこの不安、恐怖、孤独感、覚悟を抱え込むには重すぎたので、
気休めだけにでもなればいいかと思い
軽い気持ちで自分のTwitterで本音を書いて投稿しました。

すると、予想だにしなかったほどの反響だったのです。同じように学生で休学して起業した方や大先輩の起業家や社会人、フリーランスの方達から沢山の応援や励ましの言葉を頂きました。

何より私の今の気持ちに共感してくださる方が驚くほど多くて、「ああ、同じ道を辿ってきた人は沢山いるんだな」と一気に安心することができました。

その中に、「孤独だけど、1人じゃない」という言葉をくださった方がいました。
特にこの言葉はストレートに刺さってきたのです。

私は確かに孤独だけど、応援してくれる人や支えてくれる人は沢山いて、仲間もいる。1人じゃないならどれだけ孤独でも耐えられるかもしれない。
そう思うことができました。

これから一年、身体も心も決して楽ではない孤独な時間になることでしょう。
でも私は孤独であって1人じゃないし、
ここまでやってこれたんだからきっと大丈夫、
どうにかなると信じて進んでいきます。

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