職場を去る力
自戒を込めて。
出世する人、社長を見れば明らかでしょうが、1つの部署、部門だけでキャリアを築き上げ、という人はほとんどいないと思います。ダイナミックにいろいろな部門を移っています。
自分にはそれはできなかったな、と。(転職はしているけど、「出世」ということを考えると、1社でいろいろな部門を回っているのが重要かな、と思います)
ということで、出世した人は
「新しいことに挑戦する力」
を強調しますが。そこには少し疑問があります。別に部署、部門を移らなくても新しいことには常に挑戦していますし、そもそも異動した人には自発的ではなく言われて異動して、結果キャリアになったという人もたくさん見ました。
ということで表題。
職場を去る力って?
いつでも「や~めた!」と言える力、ではなく、上層部から異動させやすく見える力です。
異動させにくいほうの特徴としては
専門的な業務が属人化してしまっている
後進がいない
いろいろ業務を抱えてしまっている
といったところでしょうか?「こっちのせいか?」と言いたいところですが、ここは抑えます。逆に異動させやすい特徴は
業務の手離れがうまい
業務がうまく一般化できている
去った後の代替手段が見える
実際異動した人見て「そうか?」と思わなくもないのですが、逆に若いうちからそこまでできていればきっとうまく行くでしょう。
ひとつ注意。
業務をうまく一般化できるのと、一般的な業務しかしないのは全くの別物です。たまに専門的なところをおざなりにしながら異動を重ねる人がいますが、「何も知らずバカ呼ばわりされる上司」という末路で止まるので、気を付けましょう。
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