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届けたいものはなんですか?

コンビニのコピー機に画用紙勝手に入れちゃダメだよなあ。。。ママっちはこの街に来て、すぐそこで印刷とかやってるお店を見つけました。あるな、と思いつつ、印刷してください、と行ったことはありませんでした。最近、描いてて楽しい絵がかけています。でも、ママっちは画用紙に1発描き出来ません。色を塗ると鉛筆の消したあとが浮き出てしまいます。ママっち、コピーしてから色鉛筆で塗っています。しかし。コピー用紙は色鉛筆の力加減がはっきりでてしまう。ママっち、画用紙にコピーしたいなあ。ううむ。ふと、すぐそこの看板が思い出され、スマホちゃんで検索して電話してみました。

ママっち、やりました。画用紙にコピーしてもらえました。ママっち、すぐそこのお店が急に頼もしく思えてきました。自分だけ知る楽園へと。ママっち、帰り道に心が潤い、思わず声高らかに歌っていました。ママっちサイズで、ママっちの回りの人に届けられる、そんな範囲で出来たらいいな。ママっちの半径1メートルの人に届かないで、誰に届くのだ、という世界。

心を届けたいのなら。

ママっちはどれもこれも羽ばたけなかったけれど、無印の絵本ノートで、世界でたったひとつの絵本をお世話になった外科医の先生にプレゼントできました。お腹を上から下まで縦に切ったけれど。(盲腸炎の痛みを我慢して腹膜炎になりました。)心を届けられたな、と思います。ママっちの大人になってからの青春物語は夏空にもう少しのところで終わってしまいましたが、楽しい日々でした。先生、ありがとう。

きちんとピリオドを打ちたかったから、形にさせてもらいました。

なにこれ、と思った人がいたら、ママっちはもう振り返らないんだな、と思ってください。

ママっちはいつも自分の心模様を詩にして来ましたがそういうスタイルはもう、やめようと思いました。ひとりぼっちの頃に誰とも話せずに心を描いていたけれど。ママっちも『作品』をまた作りたいな、と思います。

ママっちが描いていたイタイ詩。それよりは福音館書店に投稿してきた『作品』の方が、近頃描いてる絵の方が、ママっちが胸を張って『カノンの作品です』と言えると思うのです。

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