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小林カノン
2019年10月8日 15:14
はるくんはお母さんとトウキョウで二人きりで暮らしていました。お母さんは看護婦さんでした。お仕事で忙しく、夜もおうちにいないことがありました。はるくんは、一人で眠っていました。 夜遅く、はるくんはふと目を覚ましました。カーテンの隙間から明かりが指していました。窓に近寄って空を見上げるとお月様がいました。「ぐっすん」はるくんはお口を一文字にきゅっと結びました。しかし、お目目からは涙がポロポロとほっ