虫垂炎①

7.12
生活リズムなんてもはや崩壊しているので、前日起きたのは夕方で、朝の6時の飼い猫の朝ごはんを見届けてから寝ようとする。
(自動給餌器なので時間になると勝手に出てくる)

寝る前からみぞおちあたりに違和感。
ちゃんとした食事を取ったのが19:00くらいで、そこからは少量のおかしをつまみつつヨーグルトと小さいパン2つを食べた程度で、胃が空っぽに近いからだろうと思った。

寝ようとしてもみぞおち辺りがどんどん痛くなってくるので眠れず。
ネットで胃に関して調べて、いい説悪い説あるが胃をとりあえず埋めよう、と、ホットミルクを無理やり飲む。

7:00すぎかな。
ホットミルクを飲んでからだんだん気分も悪くなってくる。
吐きそうだけど結局吐くことはなかった。
自室とトイレの距離に不安を覚えて、寝床をリビングに移す。

リビングには簡易的なマットレス、ヨギボー、毛布がまとまっている仮眠スペースがあるので、そこでひたすらうずくまってみぞおちあたりの痛みと吐き気に耐える。
途中から脂汗と寒気も出てくる。
熱あるんじゃないかな、と思ったけど体温計を取りに行く気力も湧かず。

熱っぽさでコロナも疑ったが、呼吸器系の症状は一切ないのと、これ絶対消化器系やろ、と思ってここ数日何を食べていたか思い出してみるも、食中毒を起こしそうなものは食べていないor食中毒になるんだったらもっと前に発症してなきゃおかしいな、という状況。

時々意識が朦朧となりながらも(痛みでなのか、普通の睡眠なのか分からなかった)ひたすら耐えていたら少しみぞおちの痛みが薄らいだ。10:00くらい。

痛みまではいかないが違和感が右下の方に発生してきた。
触ってみると、左下は何ともないのに右下には何か異変がある。

ここらへんで虫垂炎だったら嫌だなー、と思い始める。

ネットで虫垂炎治療記、体験記の記事を読む。
もし虫垂炎だった場合、放っておくと手術することになるらしい。

痛みが多少落ち着いたとはいえ、さっきまでうずくまって耐えることしかできない程痛かったのだから、ただの胃炎だとしても病院に行っておいてもいいのかな、と思い、近くの休日診療している病院を探し、熱も測る。
37.2℃
電話してこれから診察を受けたい旨と症状を伝え、準備する。

本当に虫垂炎だったらそのまま入院することも可能性として考え、まだお腹は痛いので前屈みになりながら雑にシャワーを浴びて、寝巻きだけど近所のスーパーに行っても恥ずかしくないくらいの格好に着替え、読みかけの本とモバイルバッテリーも鞄に入れてタクシーで病院に向かう。
変なとこ冷静で準備がいいな、わたし。

で、症状を医師に伝え、腹部CTもとって、結果予想通り虫垂炎でした。

現状そこまでひどい炎症を起こしている訳ではないので、抗生剤で散らす方向でいきたい。しかし絶食が必要なのと、万が一急変して手術が必要になった時のために2〜3日の入院を勧めます、と言われたのでそのまま従う形に。

28年生きてきて大きな病気をしたことがないので、これがはじめての入院。
割と健康な子供で病気も少なかったので、粉薬→粒やカプセルの薬、の移行がうまくいかず、今でも薬を飲むのが苦手です。
数年前までは噛み砕いて飲んでた。良くない。

人生はじめての入院で変に興奮してしまって、入院関連の書類を記入してる時は痛みを忘れてるくらいだった。
じゃあ入院しなくても良くない?ってちょっと思った。
でも椅子から立ち上がって歩いたら痛かった。

このご時世、入院する前にコロナ感染者ではないことを確認するために、レントゲンも追加でとられた。

個室の追加料金払うような余裕ある生活でもないし、医師からは2〜3日の入院、と言われたので耐えられるだろうと思い大部屋にした。
結果、部屋自体は6人部屋だがわたしの他にはおばあさんが1人いるだけ。
面会も一切禁止なので、基本的に静かで快適です。

入院に必要な着替え等は同居人にお願いして持ってきてもらった。
別に隠すほどのことでもなかったけど、2年ほど前から同業の友人とルームシェアしている。
実家は遠くて頼りづらいので、着替えや下着や暇つぶしのゲームや本やら何から何まで準備してくれて本当に助かった。
今後彼女が入院するような時は全力で荷物を用意するしお見舞いも行く。
そんなこと起こらない方がいいのだけれど。

病室で採血されて点滴を入れてもらってからは本を読んだりスマホいじってたり夕方には少し昼寝したりでぼーっと過ごしています。
痛みもほとんど落ち着いて、安静にしていれば違和感程度、寝返り打ったりすると少し痛いくらいです。
あ、くしゃみしたらかなり痛かった!

夕方に昼寝したから今眠くなくて、せっかくなので記録しておこう、と思ってこれを書きました。

仕事も、来週締め切りのものがあって、予定通り2〜3日で退院できればギリギリ間に合うかなー、という現状をそのまま伝えたら、有難いことにとりあえず退院まではゆっくりしてください、と言っていただけたので、2〜3日ゆっくりしようと思います。

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