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開幕戦


あっぱれ

5回の攻撃

限界近いエースが福留を三振に取ってガッツポーズ。
その後吉川が食らいついていきながら全力疾走で内野安打を勝ち取り、盗塁とエラーで三塁に進んでガッツポーズ。
このプレーはかなりパッションを感じるところで評価したい。
そして廣岡も肘を出して当たりに行くほど、気持ちが前面に出ていた。こういう時は結果が出ないものだが、執拗に投げられたインハイに反応。バッテリーのミスではあると思うが、腕をたたんでよく反応した。
大野のインハイを弾き返したのは結局この1本のみ。いい打撃だった。
ポランコは、オープンの具合も少し控えめにし、トップに入る速さもも少しオープン戦より上がった気がする。それによって、間に合う範囲が上がった。まだ高めは無理だろうけど。
対左で3本も出たのは素晴らしい。
そして岡本も初球。ホームランが出なかったことが残念なくらい岡本には雰囲気があった。
その後の中田も良かった。
球数を初回から使わせるなど、吉川廣岡の1.2番は集中力があり、その積み重ねが5回に表れた。

スガコバ

私がオープン戦から指摘していた通り、スラット(カット表記)が小さくてリスクがある。実際失点は全てこれを打たれたものであった。一方でスライダーは137キロくらいでグイッと強く曲がっており(対右は横、対左は縦)、要所で光っていた。
ビシエドの被弾以降、カットに見切りをつけ息切れ感はありながらも徹底してスライダーとフォークで攻めた5.6回は見事。
そのスライダーを活かすためのツーシームに投げミスがなかったのが大きい。
カーブをもっと使っても良かったかな?というくらい。

丸佳浩

素晴らしいスイング。なぜこんな扱いを受けているのかわからない。大野は左が打つしかないのである。

今村

左打者へのシュートとフォークのコンビネーションを徹底して打ち取った。先頭へのフォーシームは安易だったが、シュートフォークを投げ続ける胆力みたいなのを見れたのは良かった。こういう実力者の気迫をみれると嬉しいよね。

吉川

打撃内容は悪くなかった。

廣岡

守備が危なっかしかったが、打撃の状態はかなりよかった。
この選手、「気持ち」が見えるところが実は大好き。
ポイントは近いかな?と思っていたが、あのフェンス直撃みたいな打撃ができるならよしか。

大勢

やはり、右打者には無敵。対左は課題が残った。打者が引っ張りに来るとゴロになってくれるが、おっつけられると厳しい。インサイドに投げ切るか、フォークをもっと使えるものにしたいところ。
だが、最後はよく堪えた。
あとは誠司。
実は、平田へのスライダーがあまり曲がっておらず、あれで誠司が見切ったんだと思う。ナイスリードでした。

岡本

全ての打席でタイミングは悪くなかったものの、ちょっとずつ打ち損じてしまった。もったいない。けど、タイムリー打ったしあっぱれ。

尊敬するクチクラス氏はおっしゃっていたが、廣岡への守備固め湯浅。これが必要だった。
ビシエドに回らず終われてたよ。

大野のユニフォームの着こなし。あんなきしょいことしてるから、打たれるんだよ。

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