中堅スタートアップのぶっちゃけ話 @AppBrew with EV金子氏(2021/01/31 16:00~)ClubHouseアジェンダメモ
なんで「中堅スタートアップ」なのか
そもそも成功するのはスタートアップの1割
その中でもずっと輝かしい業績とモメンタム、露出を保てるのはその上位1%
早い段階でIPOしその後注目されるような会社でも、数年は「潜って」凌いできたような企業がほとんど。当然逆にIPO後苦しむケースも多い。
こういった「中堅の時」における、事業の伸び悩み、組織の雰囲気、(単一事業にフルベットできないときの)戦略の難しさなどのハードシングスこそがスタートアップや経営のベース。
エゴイスティックでキラキラなPRからはわからない当事者たちの現実、悩み、向き合い方を素直に話したい。
事業成長とモメンタム
・最初の事業が大きくならないケースってどうするのか
・事業のアッパーサイズは立ち上げから1,2年以内になんとなくわかってしまう
・IPOそもそも厳しい/IPOはできそうだがその後が怪しい/IPOからしばらくくらいは順当に行きそうだが、トップ企業にはなれない
・資金を投下できるor人を増やせる、そしてそのために調達できるのは幸せなこと
・小さな黒字は投資対象の枯渇・投資効率が悪くなったサイン
・どう新しい勝ち筋を探すかーいい戦略とは(エクイティストーリー・シナジー・リスクバランス)
・基本別の事業とのあわせ技はコングロマリットディスカウントされる
・小規模M&Aから事業成長させた例や勝ち筋
組織・プレイヤーの理論
・プレイヤーは2,3年以上長くいると人件費や条件、当然転職も考えることもある
・微妙な時期が長く続くと消耗する=踊り場を抜け出せるのかという不信感にどう対応するのか
・モチベーションの浮き沈みや体調などでの戦線離脱・求職などについて
・SOなど不確実なインセンティブと給与のバランスをどう考えるか
・SOの配分や行使期間をどうするか(信託SOの導入など)
・「上」に人を採用する問題=初期プロパーはマネジメントになれるのか
・組織構造を作るにあたって、スピードとアラインのトレードオフはどうするのか(フラットの神話)
・自由と責任・規律のバランス(出勤時間などどうするのか)
採用戦略
・外からみて輝かしいわけではない時に、どういう採用をすればいいのか
(結局ビジネスモデル次第ではあるが)
・テーマと人材の親和性
・絞って採用or大量採用(どこまでバーを上げたままいける)
・文化や思考の独立性が薄まるのにどう対応するのか
・人材ニーズに対してどれくらいの面談数を保てるのがいいのか
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