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離れて暮らす高齢親の食欲減退 最初にやったこと

仕事で「介護予防講座」の講師を務めたことでそれまで知らなかったことをたくさん知り、学び、それを受講者さん(地域のご高齢者)と一緒に考えた訳ですが、当時そこで一番「そうなのか!」と思ったのが「誰でも低栄養になる可能性がある」ということです。

「低栄養」。いろいろな要因で食事量、とるエネルギー量、栄養素の種類、量が少ない、足りていない状態です。この要因はとっても多岐にわたります。

「中高年」だと「メタボ予防しましょう、生活習慣病にならないよう太りすぎないようにしましょう」というのが健康維持、増進でとても大切なポイントなのですが、

高齢期は引き続き「太りすぎないように」ということも大事ながら「しっかりバランスよく食べて低栄養を防ぎましょう」ということも体力を落とさないために大事なポイントになります。

そんな中、離れて暮らすうちの親も「最近食欲がない」というようになりました。「お腹が空かない」「食べても美味しいと感じない」などと言います。

コレ、本当に要因が多岐に渡るのです。
たとえば
・活動が少ない⇒お腹が空かない
・義歯の状態が良くない⇒食事のたびに痛む(最初は合っていたけどだんだん合わなくなってくる)
・加齢による味覚の変化⇒今までと同じような味付けでも「物足りない」と感じる
・いつも同じようなものばかり食べていて「食事の楽しみ、ときめきが足りない」
などなど

そこで初期にやった「食欲増進キャンペーン」は「お米を変える」でした。

それまでは近所のドラッグストアなどで特に銘柄などにもこだわらなかったところを、ネットで「口コミ」を見ながら選んだのが山形の「つや姫」。
これはうちの場合、結構良い感じで「ごはんが美味しい!」と食が進む一手になりました。

その後実家に行ったとき食べてみると確かに美味しいごはんでした。
また個人的に思うのは「ときめきって大事かも」ということでした。
「新米」「旬の果物」などやはりニュースで食の楽しみ、わくわく感が「食べたい」につながるのではと思っています。


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