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大型台風の接近に寄せて Vol.3

自宅は暴風に押されて震度2ぐらいの強さで時々揺れており、部屋の照明は停電により明るくなりません。
孫は嫁の横でスヤスヤと寝ており、このまま台風が過ぎてくれることを願っていました。それから、1時間が過ぎると、窓の外には薄く陽の光が差し、風のとも小さくなり開かなかった玄関ドアが開きようやく外へでました。
外に出ると、瓦のかけら・道路は木の枝・葉っぱが辺り一面に広がっており、
自宅1階のシャッターは吹き飛ばされ無くなっています。近隣の家のカーポートや屋根瓦がなくなり、道路には物が散乱しています。
ご近所も含めて命に関わる問題はなく、ひとまず安心。
父が畑が見たいと言うので、軽トラに父を乗せて天津神明神社の脇から山道を登ると、大きな木が道路に倒れており先に進むことを断念し、親戚の家へ走りだすと、遮断棒が風にへし折られた遮断機が音を立ててランプを点滅させています。しかし、列車が来る気配もなく、注意をはらないながら横断。
山間の谷にある親戚の家に着くと窓が吹き飛び、瓦も落ちている状況。
一回りして、自宅に戻ると、既に道路の片付けが近所の方総出で始まっており、もうすぐ日常に戻るような話が飛び交っていました。
僕は、情報を求めて、スマホのNHKニュースを開き、山向こうの木更津で大きな被害が出ている事を始めてしりました。
「正確な情報がなければ、先の見通しはつかない」、行政の対応を求めて市役所へ軽トラを走らせました。
(600Word)

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