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無題

四つ葉のクローバーは踏まれて成長点が傷ついてできる。五葉、六葉もある。
奇形、だ。
それを レアだから幸運だと有り難がる人間は スペシャルなどと呼んでみたり障がいなどと配慮しつつ、障害のある人を疎む。
自分は四つ葉ではありたくない。

息子が幼い頃 少し怖いくらい、四つ葉を見つけてきて私に差し出した。
やがて 手帳は要らないが普通に暮らす努力が要るチャレンジドだとわかり

いじめられて成長点に傷をもつ息子には
仲間であろう四つ葉を見つけやすかったのかな と 思ったりもした。

人と違うこと を 才能ととるか
欠陥ととるか

それは他人がどう思おうがあまり関係なく、自分が自分をどう感じてやれるかが

幸不幸を分けるのだろう

人を愛するのは容易いが、自分の恒久的な欠落を愛してこその幸福

ラッキーは ラックから来ているのかしら
欠けていることをツイてる幸運だと
思えるようになりたい


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