ビジネスチャンス
Juice=Juiceの高木さんがアップルミュージックのランキングで10位以内に入る曲を作るような男の人との文春砲を受けて、グループを脱退することになってしまいました。
強烈に「もったいない!!」と思いました。
人気も実力もあったメンバーが抜けてしまいグループにとっての大きな損失というのももちろんありますが、なによりもこれは、ハロープロジェクト、並びにアップフロントにとってのビッグビジネスチャンスだったのです。
ハロプロはなぜか頑なにサブスクを解禁しておらず、曲を手に入れるにはお金を改めて払わなくてはなりません。つまり、もともとハロプロを知っている人しか曲を手に入れることはありません。
今、「ハロプロが好きなんです!」という芸能人はだいたい団長とほぼ同世代のことが多いです。団長が小学校の頃は、モー娘。がめちゃくちゃ流行り、カースト上位の女の子が「中学生になったらモー娘。に入る」と言い、その後別の子が「○○ちゃんモー娘。入るとか調子乗ってる」と陰口を叩いたり、モー娘。を熱心に聴いていたら母親になぜか「変な曲だ」「歌が下手だ」とひたすら罵倒され親の前では聴くのをやめたり、ハロプロキッズオーディションが開催されて近所の子に「一緒に受けに行こうよ!」と言われ「団長だけ書類審査で落ちるに違いない」とハッとして全力で断ったりしたものです。(今では「団長、キッズオーデ受けかけたんだよな~!」と幼い頃の甘い記憶として残っています。近所の子は書類審査受かっていたので改めて受けなくてよかったです)もともとハロプロは知っているし、潜在的に「ちょっとすごいのかも」と思っています。だから、わざわざサブスク無解禁のハードルを乗り越えてたどり着くのです。
なので今の「たまにメディアで芸能人とかもなんか褒めてくれる」みたいな状況にあぐらをかいていたら近い将来とんでもないことになるので、取り急ぎサブスクくらいは解禁しときなよ、と素人としては思いますが、もしかしたら解禁しないのにはなにがしかの事情があるのかもしれません。なので、別の方法で存在を拡散できるといいのですが、アイドルが乱立しているし康もまだまだ元気いっぱいな状況なので、爆発力のある拡散というのは難しいところです。
そんな中、昨日の文春砲が舞い込んできました。
記事を拝見したところ、お相手の方はイケメンでしかも若者に大人気(先述の通りアップルミュージックのランキングに多数ランクイン)で、老舗音楽番組への出演も決まっているようなすごい人でした。そして何より、週刊誌の記事では、高木さんがいかにパフォーマンス面で優れているのか、Juice=Juiceが素晴らしいのか、ベタ褒めされていたのです。
そこには、サブスク解禁以外でハロプロに全く興味のない若者がハロプロを知る、ビッグチャンスが到来していました。
しかし、若者たちが今回の記事を読んでJuice=Juiceを調べたところで、記事でべた褒めされていた高木さんは脱退していて、ブログでは「突然のことで私どもも困惑しております」「大好きな高木さんが、明日からいないなんて・・・・・」とお葬式のような空気です。誰が新しくファンになるのでしょうか。やはり何回考えても、高木さんにはガッツリ居座ってもらい、事務所は若者が喜ぶようなウイットに富んだ発言をするべきでした。
そしてさらにもうひとつ、「ビッグチャンスだ!!」と思ったのは、恋愛禁止についてです。
最初に断っておきたいのですが、「アイドルだって人間なんだから恋愛はしてる!別に隠さなくったっていいでしょ!」みたいな意見に、団長は完全に同意することができません。いや、ほんの数年前までは限りなく「え~!アイドルに恋人なんているに決まってんじゃん!謝罪とかさせててウケる!」みたいなタイプだったのですが、数年前、大好きな若林さんがけっこんしました。若林さんは「恋人とかいません」ともそもそも「アイドルです」とも言っておらず、別に団長だって自分が付き合ったり結婚できたとは思えない(奉公人はいけると思っていますが、それはまた別の話です)のですが、それでもやはりショックで臓器が悲鳴を上げました。
なので、突然「バリバリ付き合ってます!」と宣言されるのは、「死・・・・・」みたいになってしまう層も一定数いるのは、身をもって承知しています。だから、「ただのお友達です!」とか、「プライベートは本人しか知らないので」とふんわりさせて何も罰しない、というのが一番理想的なのかな、と考えています。臓器ショック経験済みの団長一個人としての意見ですが、「恋愛してるので辞めます」は違います。若林さんにそう宣言されたら、死んでいました。
昨今、結婚を宣言するアイドルもチラホラでてきました。かつて康のグループの女の子が最悪なタイミングで結婚宣言をしたときにはさすがにとんでもない空気になりましたが、Negiccoさんやでんぱ組さんがご結婚されて、「年齢や段階を踏んでいれば、まあいいかな・・・・」みたいな空気が世の中に蔓延するようになり、若干「恋愛禁止にこだわるの古くない?」みたいな空気に移行し始めました。今のところ康のグループは恋愛禁止ですが、康は空気が読める男なのでそのうちしれっと「本人に任せていまーす」のスタンスに移行するような気がします。なのでハロプロも、もうそろそろスタンスを改める時期に突入していました。
ただ、年頃のカワイイ女の子の巣窟なので、ハロプロも定期的に写真流出、匂わせなどがありますが、その相手は大抵握手会で出会ったと思われるファンや地元の悪そうな男の人で、「いやいや、恋愛云々以外にも問題が・・・・・」というケースが多く、「プライベートは本人に任せています」とは言いづらいパターンがほとんどでした。
それに比べて、今回の文春砲は、史上最大級の「本人に任せています」チャンスでした。記事を鵜呑みにするのであれば、一昨年代々木体育館で行われたライブを男性が観に行き高木さんの歌に興味を持ったことで急接近、そして今までは遊び人だった男性の本命となり、男性は高木さんを周囲に紹介するほど信頼していて、高木さんは家事と仕事を手を抜かず頑張っているらしいです。実に久々の「恋愛以外にはあまり問題点が見られない」ケースでした。ここで「ただのお友達です」「プライベートは本人に任せています」そして何の処罰もなし、を解禁するべきでした。だってはっきり言って次の誰かのスキャンダルが、こんなにきちんとしたものとは限らないのです。また、握手会で知り合ったと思われるどこの馬の骨とも知れない男性かもしれません。アップフロント、もったいなさすぎます。
何回でも繰り返しますが、この件には、いくつものビジネスのチャンスがありました。それを全て握りつぶしたのが本当にもったいなさ過ぎます。若者とか恋愛以外にも、高木さんがJuice=Juiceにいたままだったらツテでしれっと相手の人が別の名義とかにして魅力的な曲を書いてくれたかもしれないし・・・・・・ハロプロは、一儲けするべきでした。何回も血液クレンジングをはじめとする様々なコンテンツで炎上し、ビジネスに変えるはあちゅうさんを見習ってほしかったです。
最後になりましたが、高木さんがまたたくさん歌を歌えますように、ささやかながらお祈りしております。