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【四柱推命】命式とは-多次元の宇宙

こんにちは!hʌ́viŋ'K'です。
四柱推命の命式とは、生まれた年・月・日・時刻から導き出される人生の設計図です。

年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の4つの柱で構成され、それぞれの柱は抽象度の違いによって人生のさまざまな側面を表します。
例えば、日柱は主に個人的な事象を表しますが、年柱はより広い社会的事象を表すため、日柱より抽象度が高い事象を推断するときに使います。

ここで重要なことは、

生年月日から算出される命式のみが、
絶対的な真実を表してるわけではないこと

です。

四柱推命の世界でも、「答えは一つしかない」という洗脳的な思い込みから、何が正しい、何が正しくないという二者択一的な見方をされる方がおりますが、現実はさまざまな要素が絡み合って現象化しています。

この世界に男と女が同時に存在しているように、陰陽の二極がバランスを取っていることは事実ですが、この二極のセットが1つしかないというのはやや違和感があるのではないでしょうか。

例えば、生まれた生年月日の命式から10日程ずらした命式もその人の一側面を表しています。そして、これを表の命式とした場合、対極に裏の命式が存在し、この表と裏の相対性によって「私」という存在が確定します

ちょっと哲学的で難しい話ですが、自分というのは自分だけでは存在できずに、相手に見られることで自分が存在することができます。そういった意味で、人の存在は相対的なものです。よって、その人の運命は、少なくとも一つの命式で確定するものではなく、観察されている対極の命式とのバランス関係で相対的に決まるものだと考えています。

命式はあらゆる周波数や次元に渡って存在する、多次元的で多元的な性質を持ちます。生年月日から算出される命式は、生まれた瞬間の「私」を照らす強い光を表現していますが、人間の本質は幾重にも重なった多層的なものだと思います。

私たちは本来、全ての光を内包して生まれてきており、目の前にある現実の「私」は、特定の世界に焦点を当てた「私」を認識しているに過ぎません

よって、命式は固定的なものではなく、多角的に解釈していくものと考えています。
例えば、すばらしい小説は、同じ文字の羅列であっても、読者の解釈できる次元によって9パターン程のストーリーを展開することができます。これと命式の解釈は似ているのではないでしょうか。

生年月日から作成した命式は強い影響力を持ちますが、何らかの要因によって光の角度が変化し、本来の命式の持つ光の強さに変化が生じれば、異なる事象が現れることもあります。

この宇宙は多角的でマルチバースな性質を持っており、命式もまたその反映なのです。人生は単一の命式に縛られるものではなく、自らの意志で変容させていくことができるもので、その地図や設計図が命式ではないでしょうか!

最後まで、お読みくださりありがとうございました!

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