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服好きを増やしたい!

今回の目的設定の理由


今回のチャレンジにおける問いの設定は、みなみ自身が大の服好きであり(自分で洋服を作ったりするほど)、心の底から服好きを増やしたい・・!!と常日頃から思っていた気持ちから問いを設定してみました。

実際にやってみた


早速やってみた。

あさみ:
流行ると言うか、服が売れるときって何だろうと思って。
例えば、Vivienne Westwoodって、
セックスピストルズをプロデュースして、服を着てもらうことで、売れた。
あの頃のイギリスは、不景気で社会全体が鬱屈している中でパンクが流行り、時代とともに売れていった。
ファッションも時代にリンクする精神性を伴って、
広がることがポイントだったのかなって思った。
似合う似合わないを超えたファッションへの愛着や、購買意欲はそこにあるのかなと思う。
そういった部分を原動力にして、いわゆるグッと来ちゃう感覚、
例えば、小説とか、音楽とかが起点になって、自己投影したり、憧れたりしたものを、
いろんな人から集めたサイトとかあったらいいのかも。
プロジェクト化して、写真とかマガジンとか作って、
最終的には、レインボーパレードみたいに平和的なデモのようなイメージで、例えば、銀座の歩行者天国とかでファッションショーを開催する、
ファッション愛を表現するためだけの、ファッションショーとかできたらいいね。

みなみ:
確かにね~
パリコレとかのファッションウィークって、どうしても現実世界との乖離ってやっぱすごくある気がしてて、服っていうのが遠くなる感覚があると思っていて、パリコレをもっと現実世界に落としたファッションショーがあると、より服を身近に感じれて、服好きが増えることに繋がるかもね。

あさみ:
実は私、ゴスロリとか好きで。でも、日常的に着たいなと思ってなくて、土日だけ着てる人とか、私みたいにすごい好きなんだけど、着たことがない人は、意外と居るのかなと思った。
それって例えば、ゴスロリに限らず、ハイファッションとかも当てはまるのかな。
エルメス着てみたいって思ったり、グッチ着てみたいって思ってる人は多いけど、
着たことがある人は、もしかしたら少ないかもしれないし、あっても古着とか。
正規の店頭で買ったことがある人って、もしかしたらそんなに多くないかもって思って。
そういう「着たい」という想いを叶える方向にできないかな。

ファッションショーをいいなって思うポイントは、
デザイナーの思考が反映されてる部分を感じられた時で。
デザイナーが映画監督で、洋服が役者みたいな印象があって、
そう考えるとすごい面白いなと思ったんだ。

コンセプトがあって、こういうことを表現したくて、それでこんなデザインや色の感じなんだ!みたいな。だから、日常的に着れるかな?とかは、考えられていない。
そういう風に見ると、すごく面白いなーって思った。

だから、ファッションって、夢とか、そういう人間だからこそ感じられることを、
自分に対して施すものだと思うから、夢を叶えるファッションショーをやるときに、
ゴスロリのブランドやハイブランドに服を提供してもらって、着てみたかった人が着てファッションショーやれると、楽しそうだなーって思った。

みなみ:
それ超いいね!!
いろんな人がいろんな服をお試しできるってことだよね。なんかコミケみたいな。
各々が着たいとかやってみたい格好をして、有象無象に集まり、お互いでお互いを褒め称えあい写真を撮りまくるっていう、モデルさんがランウェイを歩くだけじゃなくて、そういうことも出来たらいいなって思った。

あさみ:
コミケいいね。
ファッションショーって、距離感じるよねっていう話に近いなと思って。
多くの人って実は服にあまり興味を持っていなくて、肌感で、8割は違う気がする。
残りの2割の人が目立ってて、ファッションってこういうもんだよねっていうブランドを築き上げているというか。
でも、その8割を巻き込めたら服好きが増えるっていう思考でいくと、
距離を近づけて、でも、妥協をしないというか。
ファッションショーの素晴らしさって、デザインや、デザイナーがめちゃくちゃこだわり抜いてて、細部までいいものを見せつけるから、最高なんだと思う。

仮にファッション版コミケをやるなら
コミケって、漫画やアニメを本当に心から好きな人集まって、すごい熱量を持ってやっている、だけどプロとは違う人たちのイベント。

ファッションで、コミケ位の熱量の集団っていない気がしていて、
何で無いんだろって考えたんだけど、
コミケが盛り上がる理由って、ストーリーがあるから。
漫画とかアニメって全部ストーリーがあるじゃん。
人間って、ストーリーがあるものの記憶はすごい強い。
ストーリーと関係があるものには、すごく思い入れをしやすくて。

それでいうとファッションも、ブランドのコンセプトだったり、歴史だったり、感情移入したくなるストーリー性に富んでいる。
ただ、漫画やアニメほどわかりやすく無くて、ちゃんと知ってる人が少ないから、コミケみたいな熱量のあるイベントや集団が無いのかなって思った。

だから、いきなりファッションコミケみたいな8割の人を巻き込んだものじゃなくて、第一段階として、ファッションショーにもっと身近に触れる、とかでいいのかも。
都内の一等地の道路とかを貸し切って、ブランドのストーリーを、言葉と世界観で伝える工夫を凝らしたファッションショーで、ブランドのストーリーを記憶してもらいやすくすることが、服好きを増やす第一歩かもしれない。


まとめ


今回の問いから導き出されたアイデアは、まずは服への理解を深めてもらうために「ブランドストーリーを伝えることに重きをおいた、ファッションショーの開催」ということになりました。


学びと感想


服好きを増やしたいという気持ちに対して、アイデアにまで落とし込むことができました!
話している最中は、頭の中の引き出しを片っ端から開ける感覚で、瞬発力が必要でちょっとしんどかったりもするのですが、(笑)
5回やりとりを交わすだけで、アイデアが形にできそうなレベルまで落とし込まれるので、思考術として期待感大です◎

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