人生と、武器。

心が大きく動くことは残しておきたいから書く。
(逆に言えば大きな揺らぎじゃないと書けないのは悩みだよね。)

川崎の事件について、考えることを辞めていた日々。
溢れる情報の中で、なにが正解で、なにが間違いだ、という判断さえ愚かな気がして、
深く見ないことを決めていた。

でも、さっき、ツイッターで見つけたある記事。
サンジャポでの太田さんの発言についてまとめられていた記事。
駅のホームで涙が溢れそうになった。

胸が痛い。

この表現が適切かどうかわからない。
わたしは、あの日、どんな状況だったか知らない。そこにいなかったから。
わたしは、亡くなった子たちのことを知らない。会ったことがないから。
わたしは、加害者を知らない。見たこともないから。

ただ太田さんの発言を読んで、心が揺さぶられたのは事実で、この気持ちを表現するにはやっぱり文章力が足りない。

知らないフリをするのは簡単だ。
でもその姿勢が、心の歪みを生むのか。

自己を守るのが正解か、他人に差し伸べる手が正解か。

きっと後悔しない選択が正解なんだろう。

でもまだわたしにはわからない、わかれない。