見出し画像

どうして小麦食品がいけないのか?

●グルテンフリーって何?

2014年にアメリカのサンフランシスコを訪れた時に、初めて「グルテンフリー」という言葉を耳にした。Whole Foods Market などのヘルシーな食品を扱うスーパーマーケットに行くと、どこもかしこも「グルテンフリー」食品を陳列して売っていた。

 グルテンフリー・パスタ、グルテンフリー・クッキー、グルテンフリー・ピザなど。何か流行りみたいなものなのだろうと思ったが、僕の友人たちに聞くと「実は俺もグルテンフリーなんだ」と言う人が多かった。

画像1

そう言う人達に「グルテンフリーで、何か効果あるの?」と尋ねると「それまではお腹の調子が悪かったけど、グルテンフリーにしてから快調なんだ」と答えていた。その時は「ふ~ん、そうなんだ」という程度だったが、実際、自分の身に体調不良が訪れ、小麦をやめてみると、彼らの言っていた意味がわかった。

小麦には「グルテン」と言う成分が含まれていて、この「グルテン」が腸の中でカンジタ菌などを増殖させ、腸の炎症を引き起こす。すると腸の隙間から栄養分などが漏れるリーキーガット症候群になり、じんましんや胃のむかつきなどの体調不良を引き起こすのである。

●なぜ昔から食べてる小麦が体に悪いのか?

でも、どうして大昔から人類が食している小麦が体に悪いのだろう?

それはここ50年ほどで、小麦という食材が変わってしまったからである。グリーン革命と呼ばれる1940年代から始まった「品種改良」により、病気や日照りに強く生育期間も短い小麦が誕生し、生産量も何十倍に増えた。

ここから先は

1,677字 / 1画像
人生100年時代!と言われているけど、100歳まで生きたって健康でなければ楽しくありません。健康でいる為には、まず自分を知ることです。人間ドックは自分という体の状態を知る検査です。自分にあった食事や栄養素、そして必要な運動などを知った方が健康で長生きできます。もし問題があっても早めに治療すれば、がんも治る時代です。最先端の医療と食事や運動を合わせた統合医療による人間ドックを紹介している本です。自分への投資が最も利回りがいいと言われてますので、是非、読んでみてください。

日本人の死因1位であるがんは、現代の医療においては治らない病気ではありません。早いうちに見つけて、治療をすれば命を失わずにすみます。 内…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?