乳がんになったら読むブログ#1 しこり発見
どうやってがんを見つけたのか?私のケース。
2024年4月16日の朝、ブラジャーをつけるときに右手が左胸のしこりに触れた。
パチンコ玉くらいのコロコロっとしたものがはっきりとした存在感で。
「えっ?」と、一緒で違和感を察知した。
生理前後やホルモンのバランスで、一時的に良性のしこりができる女性も居るということは、一般的な情報として知っていた。
けど、私にはそんなことは一度もなかった。
これまで一度も触れたことのない感触がそこにあった。
着替えもそこそこに、スマホで「胸 しこり」と検索した。
胸のしこりは「乳腺外科」で診てもらうらしい。「へー、婦人科じゃないんだ」と思いながら、「乳腺外科」をGoogleMAPで検索する。
ヒットした中から、「さっぽろ円山乳腺クリニック」を見る。
口コミが良い。公式サイトから予約もできる。
明日の仕事のスケジュールを確認して、翌日の11時に予約を入れた。
仕事前の朝の時間に病院の予約ができた。
言っておくと、私は本来「病院」に対してめちゃくちゃ腰が重い。
ちょっとの風邪や熱では受診しない。
コロナだろうな、と思ったときも、ひたすらに家に篭って症状と戦った。
子どもが少しの熱や咳をしていても同じ。
受診したところで対象療法しかない。解熱剤が手元にあれば受診する意味があまり感じられない。
これまで暮らしていた地元の病院は予約ができないし、時間が読めないので仕事の調整も難しくなる。
病院で何時間もソワソワ過ごすことの心身の負担を考えると、人にうつさないように家で回復を待つ方が楽だった。
ただ今回は違った。
言いようのない違和感があったのと、何よりスマホのタップひとつで予約できる楽さ。
サクッと診察してもらって、「良性の腫瘍だから、様子を見ていれば大丈夫ですよ」と医師から太鼓判をもらってスッキリしてこよう。
そんな気持ちだった。
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