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憧憬。私もつい憧れてしまう

8月中旬頃だったでしょうか?

Twitterで白虎監督や春原さんのツイートで情報を知ってから12月19日の発売をずっと楽しみにしていた作品。

んっ!『憧憬』?なんて読むの?意味は?

情報が出て真っ先にしたことは……。
読み方と意味を調べることでした。
読めなかったし知らない言葉でした。

「しょうけい」が正式な読み方で「どうけい」は慣用読み。現代ではどちらも正しい読み方で「どうけい」の方が多く使われているよう。

意味は「あこがれること」という意味。

女流小説家と担当編集者のラブストーリー。

そうかぁ、じゃあ私は春原未来さんファンなので担当編集者の宮沢ちはるさん目線で鑑賞することになるのかなぁ。と予想。

そしてついに発売日!

盤再生開始♪

chapter1

担当編集者の宮沢さんの表情から春原先生への憧れの気持ちが伝わる。

酔った春原先生の目に映っているのは,大好きだったユカか?担当編集者の宮沢さんか?それとも両方か?春原先生が大好きを伝えたかったのは誰だったのか?

誰でもいいわけじゃないけど、とうしようもなく寂しくなる時もあるもんね……。人間だもの。

chapter2

宮沢さんに辛い過去を打ち明けた春原先生は宮沢さんをしっかりと見つめていたと思うのよ。

そんな憧れの人、春原先生のためならユカにでもなるっていう宮沢さんの想いにグッときたし切ないし…。言葉にならない複雑な気持ちになった。そんなちはるさんにハグされた時の春原先生の表情にハッとした。この刹那,春原先生はちはるさんのことが好きだったと思う。

chapter3

人の気持ちってYesとかNoとか白とか黒とか、そんな単純なところじゃなくて複雑で繊細なグラデーションの中にあるよね。

ずっとユカのことが好きな春原先生,そのことも込みで春原先生のすべてを受け入れて大好きだと言ったちはるさん。

そんなちはるさんの想いを受け止めて辛い過去と決別して、ちはるさん大好き。と自分の気持ちを解放した春原先生。

お互いの大好きが溢れてた。最幸!

chapter4


役落としの絡み。
役を離れた春原未来さんと宮沢ちはるさんは作品作りで共に戦った戦友のよう。

春原未来の中の人と、ゾーンに入ったAV女優春原未来の両方が観れる。

観て欲しいから詳しく書かないけど、いや書く文才が無いだけなんだけれど…。

あんな風に強く深い身体の繋がり、凶暴なまでに優しい大好きを表現されたら,「あー、好きになっちゃう!好きになっちゃうぅー♡」(コント時のシソンヌじろうさんの口調で)

あんなに想われてされたら、それは宮沢さんじゃなくても私も絶対泣いちゃうよ。最高だよ、最幸だよ、凄いよ春原さん!

chapter1〜3はドラマpart。chapter4はドキュメントpart。

全編キャストは春原未来さん、宮沢ちはるさんのお二人。

ずっと見た目は同じお二人なんだけど各chapterでお二人が見てる?お二人には見えている?心象風景や、気持ちの流れ、お二人の想いがchapterごとに全部違っていて、それをドラマの中のセリフで説明するんじゃなくてお二人の身体の動き、お二人の表情、見つめ合う視線などから感じとることができて、様々色々な意味で感じるAVだと思った。当然、色エロな意味でも。

私は全編各chapterずっと新鮮で目が離せない心惹かれた3時間07分でした。

187分、文字で書いたり言葉にすると長いと感じますが、実際に再生してみたらアッという間。買った良かったし観れて良かった!

「強いこだわり」「熱い情熱」「作品に真摯に取り組む姿勢」は映像に写るんだなぁ。と思いました。そんな念のようなものがそうさせたのか?一切早送りすることなく一気に観了。

0から1(作品)を作り出すクリエーター、表現者の皆さんに私は憧憬の念を抱きます。

はぁぁぁ〜、ギュッ!ってhugしたい。

お口なおしのエンドロール。
「美しい棘(いばら)」お聴きください。

#春原未来
#宮沢ちはる
#白虎
#憧憬
#note

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