誰にでもできることをしないのはダメ

わたしじゃなくてもいいのにな。
でも、売り上げをあげるためにはこなさなくちゃ。
そうやって取り組む仕事はつらい。

でも、世の中、わたしじゃなくちゃだめな仕事はそうはない。
なぜなら、わたしは天才じゃないからだ。

だから、基本的に生きるのがつらい。

このつらさ、いったいどうすればいいのだろうか。

正解は、きっとこうだ。

「誰にでもできる仕事を、お前じゃなきゃできない仕事にするのがプロってもんだ」

頼れる先輩か上司(架空)なら、きっとそう言うんだろうと思う。

誰にでもできることをしないと、わたしじゃなきゃできない仕事をするチャンスも失う。だから、する。目の前のわたしじゃなくてもよさそうな仕事を全力で、わたしは、する。

そして、いつかきっと、わたしじゃなきゃできない仕事を自分でつくる。
それが、ささやかだけど最高の、わたしの夢だ。
食べていけるだけじゃない。心から胸をはって、これがわたしの仕事だと、わたしはこの仕事をやりきって死んだと、そう言えるような仕事に辿りつくことが、わたしの夢だ。

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