両面思考という冷静さ

お久しぶりです。
今日は、両面思考について語りたいなと思います。

両面思考とは?
例えば自分が上司のことが嫌だな、理不尽だな、どうして自分にばかり辛く当たるんだ、ひどい!などなど思っているAさんがいるとします。

でも、それはあくまで「Aさんの立場から見た事象や感想」なんですよね。上司には上司から見た事象や感想がある。

もちろん吐いてはいけない暴言を上司が吐いている事実についてはやってはいけないことです。しかし、そういうことをやられたくない!というのであれば、自分の立場はもちろんのこと、上司の立場からも両面から考えることが解決につながったり、客観的に内省できる可能性があります。

よくあるネットの論争で言うと、「投稿したことに対しての批判コメント」が多数ついて炎上と言われる現象が起きたりします。

投稿した側は一方的な被害者とかではなく、炎上するからには批判する側の人の気持ちにも炎上させたいと感じる要素がその人の普段の振る舞いや投稿に含まれていると考えてそれを改善していく対策を取るというのが、両面思考です。

「本当にやられたくない」と思うことに対しては、「私は悪くないのに相手が悪い!」みたいに主張をする対症療法ではなく、総合的に考えて対策を取る根本治療が必要という話でもあります。

ヒカキンさんのように長いこと活発に活動していてもほぼ炎上しない人もいますね。自分の振る舞いに対する分析や投稿時の注意が行き届いているのだと感じます。

他にも、性被害に遭った女性DJが「露出の多い服装は被害とは絶対無関係」と発言されたことがありましたが、論争を巻き起こしていたりしましたね。

確かに性被害は露出が少ない服装をしていても遭遇する時はしますが、「絶対関係ない」とは言いきれないデータも実際出されていましたね。やってはならないことをされた事実は消さず、加害した側の考えを想定し、客観的に受け止めながら改善策を取っていくのが再発防止につながりそうですね。

そのように、複数の視点から考えられると世の中を見る視野が広がってくると言われています。

もちろん批判する側になったり、加害する側になってはいけませんが、批判したくなるような人がいたとしても両面思考を使って、相手の立場からも物事を考えることで踏みとどまることができそうです。

自分の人間的成長のためになるべく凝り固まらず、偏らず、上手に両面思考を活かしていきたいなと感じる毎日でございます。

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