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紫陽花の色に悩んだ日

母の日
お母さんがいる人はお母さんに感謝をする日
お母さんの体温を感じる事が出来ない人は
お母さんを感じてみる日

母なる地球。母なる大地。
母の言葉は包まれる不思議な一文字。

自分にも母が居てる。
数日前から意識は母の日にフォーカスされて
いた。文字に起こしたい気持ちも消えず彷徨った
が書けなかった。

彷徨う心の理由は、自分の誕生と共に発病した
母と自分の絆の真ん中には常に病気があった。
悲劇を書きたい訳では無い故に纏まらない。

勘違いかも知れないが、たまたま見つけて読んだ人に必ず何か一つ得て欲しい気持ちがある。

自分には内緒で病院に自らを医療の研究材料
に役立てて欲しいと申し出ていた母。
これ以上傷つけたくは無かった自分。

断りを告げた時に秘めた想いを持った。

人知れず闘った命に敬意の光を当てる事が
出来るのは世界中で自分1人だけだと。

母の日は、日々の生活と仕事に生かす事が出来ている事に感謝をする。
まだまだ、何も出来てはいないけれど道中の
感謝は出来る。

未熟な今の自分にはまだまだ書き上げる事や
伝えきる力が足りない。
その自覚さえ母に感謝する。

母に語ろう。
最近のお花屋さんは母の日アレンジギフトは
カーネーションとは限らないよ。
いろんな色を自由に贈る人が沢山いるよ。

なんと、お母さんが大好きだと語っていた
紫陽花の花が並んでいたよ。
葉の緑と咲き乱れを待つ緑色の蕾
いろんなお母さんの手元に届けられてから
咲くのだね。

今年の母の日は、
母と
母をしている自分と
世界中で頑張っているお母さんに贈る
小さな紫陽花の絵を描いてみようと思う。

母を表現する事はしばらく大切に封印したいと
思う。大切だから。励みにする。

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