意識の低いお絵描き講座

最近自分はTwitterやnoteにお絵描きを連投しているが、その際にどう言う手法やメンタリティで描いてるかを書く。
インターネットお絵描きマンになりたいけど二の足を踏んでる人の一助になれば幸いである。

1.楽して、早く

なんせ意識が低いので、集中力が続かない。持って1時間やそこらである。さらに自分の下手くそなデッサンに一日中付き合っていたくないので、スピードが勝負である。
よく参考にしてるのはTwitterの #毎日1点かんたん10分スケッチ のタグで作品をあげてらっしゃるぽん吉さんの絵だったり、「クロッキー」のグーグル検索で出てくる画像だったりする。

2.好きな絵柄を見つけろ

あなたがお絵描きしたいと思った以上、何かきっかけがあるはずで、それまでには大抵自分の好きな絵師さんが何人か見つかっているはずだ。

それをパクれ
いや必ずしも真似る必要ないが、良く観察するのだ。その絵に使われている手法、なぜ魅力的なのかを言語化できれば、自分の絵に必ず役に立てられるだろう。youtubeやTwitterなどで作者がメイキングをアップしていればしめたものである。それを100回見返せ。
自分は弐瓶勉センセイのバイオメガは100回読み返している。

3.ツールと仲良くなれ

今時のIT時代ではたくさんの便利なお絵描きツールがたくさんある。自分でも全然網羅できていないが、自分が使っているのはiPad Proとprocreateである。
こいつは布団に寝っ転がりながらお絵描きができるし、動作は軽快だし、iPad Proには起動時間がないので、PCに向かって「よし、描くか!」と気合いを入れる必要すらない。
反面、日本のモノクロ線画的漫画には若干向いていなくて、クリスタほど痒いところに手が届くわけではないし、そもそも文字が入れられない。それでも工夫次第で大体なんとかなるし、そもそも文字は他のソフトで入れれば良いのだ。
色んなブラシがあるので、その性質が良くわかれば効率的なお絵描きができるだろう。
色んなブラシやツールを紹介してくれるiPad creator さん http://necojita.com
にはお世話になっています。
こういうブラシを販売してるサイトもある。
https://creativemarket.com

4.資料を使え

ぶっちゃけトレスしろ
世界を電子ネットワークが覆い尽くし、グーグル検索が普遍化した現在において、全て自分の中で完結しようと考えるのはあほである。
もちろん、著作権とかは大事だが、それはあなたが商業活動をする段階になって考えればいいのだ。その時は詳しい法律家でも探すといい。
(てか教えてください)

心配なら、トレスフリーなサイトなどが色々あるので探すといい。
こことか http://kamitokatachi.hatenablog.com
こことか https://www.textures.com
をうまく使おう。
デッサン人形とか3Dデッサン人形ソフトも良いんだけど、そもそも素人にはカッコいいポーズをとらせること自体がハードルが高いので、意識低い自分にとってはちょっと優先度が下がる。
でも東亜重工合成人間は買ってて損はないぞ。

5.イメージをストックしておく

一番大事なことを忘れていたが、絵を描くには描くテーマが無いといけない。
描きたいものが決まっていればいいのだが、そうそう毎日テーマが思い浮かぶものではない。
じゃあどうするかというと、良質な作品に触れることが大事だ。
ゲームでも映画でもアニメでもなんでもいいが、作品に触れていると「こういうシーンが見たい!」というイメージがどんどん溜まっていくはずで、それを具現化する手法としてお絵描きを取るのだ。
個人的には決まったイメージの無い小説とかいいと思う。同好の士が集まるコミュニティがあればなおいい。
例えば #ニンジャスレイヤー#ウキヨエ タグとか。

とりあえずはいじょうです

スシッ!スシヲ、クダサイ!