漫画絵とリアルの狭間で
最近お絵描きをしていると、いわゆる萌え絵やデフォルメとリアル志向の絵の狭間で悩むことがある。
当然一長一短で何が優れているとかはない上に「リアル」とされている絵も何らかのデフォルメを含んでいるものなのだが、ラフ→下書き→ペン入れ→ベタ、トーンといういわゆる漫画的手法にそこまでこだわる必要はないのではないかと感じることが多々ある。
そもそもこの手法はモノクロ印刷とペン描きという前提があって生まれたものなのでデジタル全盛の現代では必ずしも従う必要はない…
と思うのだけれどやはり先人が積み重ねてきたこの手法には利点もあるのだ。
・そもそも読者が見慣れている
・漫画のように大量に絵を見せる媒体ではコントラストがはっきりしていないと読者が疲れる
・鉛筆、ブラシ描きは描き込みがしっかりしてないと「雑」と見られやすい
・単純に描くのが大変
それでも最近だと水彩ブラシを使ってると思しきメイドインアビスとかモンストレスみたく水彩塗りっぽい作品も増えてるのでこういう傾向は緩和されていくのではないかと思う。
まあそれ以前に自分が絵を上手くならないといけないんですけどね。
スシッ!スシヲ、クダサイ!