【クラウドファンディング入門編#7】クラウドファンディングの最新動向
はじめに
前回は、企業でクラウドファンディングを始めるためのポイントについて解説しました。
今回は、クラウドファンディングを取り巻く最新の動向について解説します。
1. 海外の事例
海外では、日本以上にクラウドファンディングが盛んです。特に、アメリカやヨーロッパでは、年間数千億円規模の資金調達がクラウドファンディングを通じて行われています。
海外事例
アメリカ: Kickstarter、Indiegogoなど、世界的なクラウドファンディングプラットフォームが存在します。
ヨーロッパ: GoFundMe、Ululeなど、ヨーロッパ向けのクラウドファンディングプラットフォームが存在します。
中国: JDクラウドファンディング、MoMoクラウドファンディングなど、中国独自のクラウドファンディングプラットフォームが存在します。
2. 新しいプラットフォーム
近年、新しいクラウドファンディングプラットフォームが続々と登場しています。
新しいプラットフォーム
ソーシャルレンディング: 個人間で融資を行うソーシャルレンディング型のクラウドファンディングプラットフォームが増えています。
リワード型: 支援者に対してリターンを提供するのではなく、社会貢献活動への寄付を募るリワード型のクラウドファンディングプラットフォームも登場しています。
サブスクリプション型: 支援者に対して定期的に商品やサービスを提供するサブスクリプション型のクラウドファンディングプラットフォームも登場しています。
3. 規制の変化
2023年12月1日より、改正金融商品取引法が施行され、クラウドファンディングに関する規制が強化されました。
主な規制内容
クラウドファンディング事業者の登録制度: クラウドファンディング事業者は、金融庁に登録する義務が課されました。
情報開示義務: クラウドファンディング事業者は、プロジェクトに関する情報を詳細に開示する義務が課されました。
リスク表示義務: クラウドファンディング事業者は、プロジェクトのリスクを分かりやすく表示する義務が課されました。
規制強化による影響
悪質な事業者の排除: 規制強化により、悪質なクラウドファンディング事業者が排除されることが期待されています。
投資家保護: 規制強化により、投資家 (支援者) の保護が強化されることが期待されています。
事業者の負担増加: 規制強化により、クラウドファンディング事業者の負担が増加することが懸念されています。
4. 次回
次回では、クラウドファンディングのトラブルについて解説します。
詐欺: 偽のプロジェクトで資金を調達する詐欺
返金トラブル: 支援者に対してリターンを提供できないトラブル
炎上: プロジェクトの内容が批判を浴びて炎上するトラブル
など、クラウドファンディングで起こりやすいトラブルについて解説します。
次回もお楽しみに!
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