実録! 炎上プロジェクト ~一つの会社の終わりまで~
私がプログラマに転職してから5、6年が経過しているような気がする。
そこそこ続けてきたが、ソフトウェア開発、システム開発といった業務は楽しい。
楽しさの根本には、自分が実現したいことを自分の力で実現できる万能感だったり、コーディング(プログラムを書く作業そのもの)の中毒性、魔法のように鮮やかに技術を見せることで、人の役に立ち、驚かせ、喜ばせるマジシャンのような喜びがある。
しかし、業界外の人も一度は「炎上プロジェクト」とか「炎上案件」という言葉を聞いたことがあるだろう。