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それでもきっと、だいじょうぶ。【メンバーシップ特典】

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あなたがちょっとだけ安心して、生きやすくなる、1000字程度の記事をまとめたメンバーシップ特典マガジンです。様々な文献や知見を元に、人生のヒントやメンタルケアに役立つ知識をお届け… もっと読む
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#自己受容

ありのままの自分を見つめるワーク

今日は「ありのままの自分」を見つめ直すためのワークをご紹介します。 皆さんも一度は「ありのままの自分を受け入れることが大事」と耳にしたことがあるでしょう。 しかし、そもそも「ありのままの自分」とは何でしょうか? 私たち人間は多様な顔を持ち、その瞬間瞬間で異なる側面を見せることが多いです。そのため、一言で「ありのまま」と言っても、実際にはどのような自分を指すのか分かりにくいことがあります。 そこで、今回は「自分とは何か」を改めて見つめ直すためのワークを行いましょう。

心の物語に囚われない。

私たちの心は、日々様々な物語を唄います。中でも自分を評価する唄は、良くも悪くも動揺させるものです。 『仕事も恋も順調だし、毎日エクササイズを欠かさない健康的で優良な人間だ』 というポジティブな物語も、 『今日もミスをしてしまったし、イライラしてパートナーにひどいことを言ってしまった。こんな私は無能で価値のない人間だ』 というネガティブな物語も、頭に浮かぶとき、無意識に 『自分のことは自分が一番分かっているはずだ。だから、この物語はある程度、正しいはずだ』 と判断し

自己批判に立ち向かうために持ちたい視点

私たちはしばしば、自分を厳しく責める内なる声に悩まされます。 本マガジンでも何回か触れていますが、にも関わらず、苛烈な自己批判の声から逃れられないかも知れません。 自己受容と優しさを実践することの重要性を知っていても、この声を静めることは難しく、長期的な習慣による無意識的な反応の修正が必要になってきます。 今回は、自己批判の声が頭をもたげた時に心掛けたい視点をご紹介します。 マガジンの中で一つの問題に対して異なるアプローチの解説をしていますが、提案するアプローチの中か

「人生は不公平だ」という思考

「人生は不公平だ」 「あの人はとても恵まれているのに、どうして自分はそうじゃないんだ」 そんな風に考えたり、言ったことがあるでしょうか。 言ったことがある、というより、もしかしていつも言ったり考えたりしてないでしょうか。

空虚な励ましは逆効果

「あきらめなければ夢はかなう」「前向き思考が人生を切り開く」といった力強い言葉や格言を耳にしたことがありますよね。 こうした言葉は、困難に立ち向かう際に勇気をくれることもありますが、一方で逆効果になることもあります。

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自分は重要な存在じゃないという勘違い。

自分と偉大な人を比べて「私なんて……」「僕なんて……」という思いに駆られていたりしないでしょうか。たとえば、世界的に活躍するスポーツ選手、今をときめく芸能人、経営者……彼らと比べたら自分なんて大した存在じゃない、という思いに駆られていないでしょうか。 私たちは時折、自分自身を他人と比べて劣っているように感じることがあります。この感覚は、社会やメディアの影響からくるものかもしれません。しかし、そのように自分を重要じゃない、全く社会に対して影響力を持たないという思いは大きな誤解

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完璧じゃなくてもあなたには価値がある。

いつも自分の足りないところを探して、「もっとこうだったらいいのに」とか、「ああなれば完璧なのに」と嘆いていないでしょうか。 目標を持つことは大切ですが、だからといって、目標を達成していない今のあなたが、劣っているということではありません。そのように考えて、自分を認め受け入れることを先延ばしにするのはあまり良いことではありません。

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ミスをした時こそ、自分に優しく。

 何かのミスや失敗をしたときに、自分を責めてしまっていないでしょうか。「自分はなんて馬鹿なんだろう」「ダメな人間だ」とミス自体ではなく自分を責めてしまうのです。  このように自分を責めてしまうと、良い影響がありません。何をするのも「失敗するに違いない」と怖くなって、より失敗しやすくなってしまいます。  小さなミスであれば、その場ですぐに訂正できることもありますが、時には大きな後悔と共に心に残ってしまうこともあります。しかし、そのような時こそ、自分を責めずに優しくし、自分を

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誰でも、人を傷つけてしまうときがある。

 時に、思わず人を傷つけてしまったり、うまく振舞えなくて落ち込むことってありますよね。「なんであんなことしてしまったんだろう……」と後悔し、自分を責めてしまいます。  ですが、私たちは日々、多くの人々と関わり合いながら生活しています。家族、友人、同僚、さまざまな人々との交流の中で、時には思わず言葉や行動が不適切な方向に進んでしまうのはよくあることです。  それはあなたが「どうしようもない、悪い人」だからではなく、経験不足や未熟さが原因です。そして、未熟であるがための失敗は

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失敗を認めるのは難しい。

 あなたは失敗した時に、素直に認められるでしょうか。失敗を認めるのはとても辛く、恥ずかしく、自分が否定されたように感じるものです。  でも人生において、誰しも失敗は避けられないものです。どんなに準備をしても、計画を立てても、失敗はつきものです。そんな時に、私は失敗を認めることが大切だと考えています。なぜならまず第一に、失敗したからといって、自分の価値が損なわれるわけではないからです。そして、失敗を認めることで成長につながり、自分を受け入れる力を身につけることができるからです

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「ありのままのあなた」を受け入れることは、甘えとは違う。

 「ありのままであなたでいい」という言葉はよく聞きます。でもそういった言葉には、「努力しない」「向上心がない」というネガティブなイメージがつきまとうことも事実です。  ですが、自分を受け入れるということは、努力を怠り今のままの自分に甘んじて向上しないということではありません。