フォローしませんか?
シェア
私は本「それでもきっと、だいじょうぶ」マガジンにおいて、自己肯定感(自尊心)を高めていくことで、生きやすくなるという趣旨の記事を多く書いてきました。 確かに自己肯定感が低すぎると、抑うつ的になって苦しむことは多いものですが、そうでなければ、自己肯定感が低いことそれ自体が悪であるというわけでもありません。なので今日はあえて、自己肯定感が低いことのメリットについて書いてみます。
前回の記事で述べた通り、私たちが注意を払うべきは、持続的かつ長期的なストレスが続き、休息や必要な栄養が得られない状態です。 ストレスは、車で言えばアクセルのような働きをもたらします。常にエンジン全開でかっ飛ばした車は、そのうち故障したり、ガソリンが尽きて走れなくなるでしょう。
ストレスをなくしたい、ストレスの源となるストレッサーを消したい。そんな風に願う機会は多いのではないかと思います。 いまや、私たちの日常生活において、ストレスは避けられないものとなっています。仕事のプレッシャーや日常生活の課題、人間関係の複雑さなど、さまざまな要因が私たちをストレスにさらします。
感情を消したい、と思ったことがありますか。 あまりにもつらい感情にさらされたとき、私たちは感情を消したいと願い、怒りや悲しみをなかったものとして扱ってしまうことがあります。
「人生は不公平だ」 「あの人はとても恵まれているのに、どうして自分はそうじゃないんだ」 そんな風に考えたり、言ったことがあるでしょうか。 言ったことがある、というより、もしかしていつも言ったり考えたりしてないでしょうか。
「あきらめなければ夢はかなう」「前向き思考が人生を切り開く」といった力強い言葉や格言を耳にしたことがありますよね。 こうした言葉は、困難に立ち向かう際に勇気をくれることもありますが、一方で逆効果になることもあります。
今あなたがいる立場や環境が、何によって決まっているかご存知でしょうか。
つい誰かの悪口を言ったり、考えたり、批判的な態度を取ってしまうことはないでしょうか。 不満の対象として誰かを選び、口を極めて批判することで、なぜか気分がスカッとする瞬間があるものです。