【アジアカップ2019】GL第2戦、フィリピンに快勝でGL突破決定

【アジアカップ2019】GL第2戦 2019.1.11

中国3-0フィリピン 武磊40,66于大宝80

■フォーメーション


初戦出場停止の鄭智に加え途中出場で活躍した蒿俊閔、趙旭日のベテラン3人が先発入り、張呈棟.池忠国.金敬道がベンチ。センターMFタイプ4人が先発し、蒿俊閔がウィング気味で呉曦がやや攻撃的な位置取りだったかと。

中国国家队(433):1-颜骏凌;19-刘洋、4-石柯、6-冯潇霆、5-张琳芃;8-赵旭日(71’20-于汉超)、10-郑智(83’13-池忠国)、11-蒿俊闵;18-郜林(80’22-于大宝)、7-武磊、15-吴曦;

対するフィリピン、↓記事のように移民、帰化選手が多くこの日のスタメン全員がフィリピン国外出身。

フィリピンのメンバー

GK 15 Michael Falkesgaard(デンマーク出身、元同国U20代表)
RB 2 Álvaro Silva(スペイン出身、祖母がフィリピン人)
CB 6 Luke Woodland(ドバイ出身英国育ち、ボルトン等英国下部でプレイしU18イングランド代表歴)
CB 3 Carli de Murga(スペイン出身)→10 Phil Younghusband(英国出身、チェルシー下部組織に在籍)
LB 11 Daisuke Sato(佐藤大介、父が日本人、浦和ユース・仙台大学出身)
RM 14 Kevin Ingreso(ドイツ出身、U15代表歴)
CM 4 John-Patrick Strauß(ドイツ出身、母がフィリピン人、U20ドイツ代表歴) →85分'8 Manuel Ott(ドイツ出身、母がフィリピン人)
CM 17 Stephan Schröck (c)(ドイツ出身、母がフィリピン人)
LM 12 Stephan Palla(オーストリア出身U19代表、父ハンガリー人母フィリピン人)
CF 18 Patrick Reichelt(ドイツ出身)88分→19 Curt Dizon(英国出身)
CF 20 Javier Patiño(スペイン出身、母がフィリピン人)

このうちエース格の20パティーニョは2015年から河南建業に在籍し60試合21得点。また監督スベン・ゴラン・エリクソンは広州富力、上海上港を指揮した経験があり、中国をよく知る二人が気になるところ。

富力時代に広州ダービーで対戦したマルチェロ・リッピと

■概要

40分、蒿俊閔のパスを受けた武磊が見事なループを沈め先制

66分、蒿俊閔のCKに武磊が見事なボレーで2点目

80分、蒿俊閔のCK→張琳芃が流した所を途中投入されたばかりの于大宝が合わせ3-0.


■感想

2連勝でGL通過確定、GL最終韓国戦は両国ともGL通過決定しているため今後を鑑みてもローテーションの実施が予想される。
第1節は全体的に波乱多かったが、第2節は順当な結果が多く上位国の快勝が増えた。所謂「初戦の難しさ」も勿論あるだろうが、1試合だけでなく3試合以上で大会を見据える国際大会で、初出場の国々は初戦に力を入れすぎてしまったのか。または現地15時KICKOFFの試合が減り、波乱要素が減ったのか・・

2得点で実力示した武磊だが、キルギス戦で負傷した肩の脱臼が心配

報道が

報道が事実であれば即刻チームを離脱して手術だが、、非常に心配なニュース。今大会だけでなく今後の欧州移籍や彼自身のキャリアにも影響をお呼びしかねない。


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