2020年中超外国人&監督紹介

今週末開幕なので、ざっと各チーム紹介&外国人選手を紹介してみる。

ACL組は別途レビュー書いてるのでそちらをご参考頂きたい。

■広州恒大 
■北京国安
■上海上港
■上海申花


■江蘇蘇寧
蘇寧グループが所有、イタリア・インテルのオーナーは蘇寧CEOの息子。
ACL出場くらいは狙える陣容

監督コスミン・オラロイ(Cosmin Olăroiu ルーマニア)
現役時代ジェフ市原に在籍、中東での成功経て2018年に監督就任。

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DFミランダ(Miranda 元ブラジル代表)
前述の関連でインテルから加入したブラジル代表CB。アトレティコ時代の印象が強い

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FWアレックス・ティシェイラ(Alex Teixeira ブラジル)
シャフタール・ドネツクから高額で加入して早5年目に。案外定着しているが、そろそろタイトルが欲しいだろう

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FWイバン・サンティ二(Ivan Santini 元クロアチア代表)
アンデルレヒトから加入、クロアチア代表としてロシアW杯予選にも出場したFWだが出場枠争いが厳しくあまり印象なし。

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FWエデル(Eder イタリア代表)
ブラジル出身のイタリア代表、彼もインテルから加入。

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MFワカソ・ムバラク(Mubarak Wakaso ガーナ)
アラべスから新加入のMF、アフリカ杯得点王経験あり。

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■山東魯能 

戦力的に3強に次ぐレベルだが、カップ戦2年連続準優勝。中超は4位、5位、タイトルにはもう少しという印象。登録30人中19人が下部組織出身と下部組織が強い

監督 李霄鹏 Li Xiaopeng
開幕時点で3人しかいない中国人指揮官。現役時代は山東魯能一筋、日韓W杯に出場したレジェンド。

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MF/FWマリアン・フェライニ(Marouane Fellaini ベルギー代表)
マンチェスターU等で活躍、今はアフロではないがボランチ・攻撃的MF・FWを兼用し活躍。今オフにはコロナウイルスに感染してしまったが回復したようで良かった。開幕戦CFでハットトリック

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FWグラツィアーノ・ペッレ(Graziano Pellè 元イタリア代表)
EURO2016で活躍後の驚きの移籍から、気づけば中国5年目。194cmの長身を生かしたヘッドと美人妻は風物詩

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DFタマシュ・カーダール(Tamás Kádár ハンガリー代表)
ディナモキエフから加入した左利きCB、ハンガリー代表としてEURO16に出場。以前から「中国でプレーしたい!」と公言してたようで、思いっきり活躍し、稼いでって欲しいものである。

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MFモイゼス(Moisés ブラジル)
昨季途中に加入したプレーメーカー、今季から10番背負う。
パルメイラス時代はガブリエル・ジェズスらとブラジル全国選手権ベスト11に選ばれた実力者。

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FWレオナルド(Leonardo ブラジル)
天津天海の解散により加入したベテランのウイング。全北現代でACL優勝し、その後UAEを経て中国へやってきた。天海でも微妙だったしそんな若くもないし必要性疑問視されているが

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■武漢卓爾(Wuhan Zall)
昨季昇格1年目で李鉄監督の元6位に躍進、李鉄は中国代表監督に引き抜かれたが,いろいろあった武漢から、ファンたちに元気を与えて欲しい。

監督 ホセ・ゴンザレス(José González スペイン)
現役時代天津泰達でプレイ、また北京国安でグレゴリオ・マンサーノのアシスタントを務め、中国歴そこそこ長い指揮官。

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FWレオ・バチストン(Léo Baptistão ブラジル)
アトレティコ等リーガ5チームを渡り歩いたエース格。エスパニョールで活躍していたが武磊加入と入れ違いに武漢へ。

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FWラファエル・シルバ(Rafael Silva ブラジル)
以前浦和や新潟で活躍、昨季は15試合8得点と結果は出したが、レオ、クアッシら他FWの後塵を拝し余り出番多くなかった。

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DFダニエル・カリーソ(Daniel Carriço 元ポルトガル代表)
セビージャから加入したポルトガル代表CB、2月のまさにコロナウイルスでやばかった渦中に武漢移籍を決断したのは驚きだった。

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MFエディ・ニャオレ(Eddy Gnahoré フランス)
アミアンから加入したMF、情報あまりなし。

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FWエブラード・クアッシ(Jean Evrard Kouassi コートジボワール)
上海上港から加入し4年目、スピード豊かなアタッカー。U17代表歴あり

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■大連人(Dalian Professional)
前大連一方、チーム名「中性化」即ち会社名を入れないようにとの方針に従い今季から改名。そこそこのメンツがいて、更に今期は地元大連開催、今期はいい加減上位進出の大大大チャンス。

監督 ラファエル・ベニテス(Rafael Benítez スペイン)
説明不要の国際的名将、昨年就任。かかる期待は大きい

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MFマレク・ハムシク(Marek Hamšík スロバキア代表
スロバキアとナポリの英雄、昨季2得点とパットせず。相変らずの髪型

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FWサロモン・ロンドン(Salomón Rondón ベネズエラ代表)
ニューカッスル時代ベニテスと一緒、2019年同時期に大連に加入したベニテスの子飼い。

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FWエマヌエル・ボアテング(Emmanuel Boateng ガーナ代表)
レバンテ時代にバルセロナの無敗を止めた試合でハットトリック、2018年W杯前に日本がガーナに敗れた試合で得点しているFW

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MFサム・ラーション(Sam Larsson スウェーデン代表)
フェイエノールトから加入、93年生まれのウイング。代表4cap

DFマーカス・ダニエルソン(Marcus Danielson スウェーデン代表)
192cmの大型CBで代表4cap。ペペに似ている

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■河北華夏幸福(Hebei China Fortune Football Club) 
2015年に大手デベロッパーが入って金満化し、マスチェラーノ、ラベッシ、ジェルビーニョ、、監督はアンティッチ、ペジェグリーニ、コールマン、、、豪華だったが最近質素になった。経営がキツイのか、育成安定路線に切替えたのか・・

監督 謝峰 Xie Feng
現役時代はフランスW杯予選に出場、北京国安でザッケローニの後任務め、河北でもクリス・コールマンの後任と火消し役のイメージ。

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FWマルコン(Marcão ブラジル)
2018年慶南FC時代にKリーグ得点王に、チームのエース格で10番背負うストライカー。

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DFサミル・メミシェビッチ(Samir Memišević ボスニアヘルツェゴビナ)
オランダのフローニンヘンから加入、代表3capの長身CB。河北加入で年俸が4、5倍になったらしい。
この夏に中国へ渡る直前にガールフレンドへのプロポーズを成功させたとか。リア充

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FWモハメド・ブヤ・トゥレイ(Mohamed Buya Turayシエラレオネ代表)
ベルギーのシントロイデンから加入。昨季はユールゴルデンに在籍しスウェーデンリーグ得点王に。シエラレオネといえば大先輩のモハメド・カロンも2010年に陝西に在籍している。

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FWパウリーニョ(Paulinho ブラジル)
94年生まれのウイング、長年ポルトガルリーグでプレイしていたらしい。
じゃない方のパウリーニョ

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■広州富力(Guangzhou R&F)
以前はACL出場もしたが近年は残留争い&選手を育てて売る側に転じている印象。日本と縁が深く、下部組織のスタッフに喜熨斗勝史、菊原志郎といった日本人が在籍

監督ジオバニ・ファンブロンクホルストGiovanni van Bronckhorst オランダ)

昨年まで5年指揮したストイコビッチの後任は、オランダ代表やバルセロナ等で活躍したレジェンド

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FWエラン・ザハウィ(Eran Zahavi イスラエル代表)
加入後3年半で既に87ゴール、得点王2回。彼がいなかったら富力は降格していただろうと言われる。彼の活躍で母国イスラエルで中国リーグが放映されるようになった。一方で代表では恵まれず追放状態に。

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FWディア・サバ(Dia Saba イスラエル代表)
同胞ザハウィのバーターの印象だが、イスラエルリーグ得点王、2019年も13ゴールとなかなかの好選手。10番

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MFムサ・デンべレ(Mousa Dembélé 元ベルギー代表)
代表82cap、トットナム等で活躍したボランチ。案外ベルギーの選手が中国には多い

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DFドゥスコ・トシッチ(Duško Tošić 元セルビア代表)
2018W杯メンバーに選ばれたベテランCB、外国人枠の関係であまり出番ないがたまに前線起用され昨年は12試合3得点。

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MFレナチーニョ(Renatinho ブラジル)
かつて川崎で活躍した小柄なテク二シャン、2015年に中国へきてもうすぐ丸5年経過するため密かに次の帰化選手候補ともいわれる。ストイコビッチの退任で正念場、昨年は天津天海にレンタルされるなど立場危うい。

れなちんほ


天津泰達 (Tianjin Teda Football Club)
歴史あるクラブだが、近年は上位にいくこともないが降格もしない中位力。開幕直前に元ドイツ代表Sandro Wagnerと契約解除、戦力的に痛い

監督ウリ・シュティリケ(Uli Stielike ドイツ)
選手時代はレアルマドリードなどに在籍、韓国代表等で監督を務めた。

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DFフェリックス・バスティアンス(Felix Bastians ドイツ)
U21代表歴ある長身CB、ヘルタベルリンなどでプレイ

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FWジョナタン(Johnathan ブラジル)
17年水原でKリーグ得点王となり引き抜かれた

ジョナサン

MFフランク・アチェンポン(Frank Acheampong ガーナ代表)
169cmの小兵ながらワグネルとの凸凹コンビがなかなか面白い。ブリーラム時代ACLで活躍、その後アンデルレヒトにも在籍した

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河南建業(Henan Jianye)
開幕直前に王宝山監督が辞任。戦力、資金的に残留争いレベルながら頑張ってるチーム。
ホームの鄭州航海スタジアムを自クラブで所有、中国では唯一の例。

監督 杨戟 Yang Ji (代行)

良く知らない。以前杭州緑城でもトルシエ辞任後の代行をやってた

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FWクリスチャン・バソゴグ(Christian Bassogog カメルーン代表)
2017年アフリカ杯MVP、95年生まれとまだ若く身体能力も凄くもっと上位のクラブや欧州トップリーグでも、、と思わせる。1人だけで点取れてしまう化け物

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MFイヴォ(Ivo ブラジル)
韓国へて15年に河南へ加入。1度北京人和に移籍したがまた復帰した。長く貢献している象徴的存在で、国際的知名度ないがコスパもよく中国への帰化も噂される司令塔

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FWエンリケ・ドラード(Henrique Dourado ブラジル)
得点源と期待されるCF.昨季怪我で長期離脱し一度抹消したが、戻ってきた

どうらど

FWフェルナンド・カランガ(Fernando Karanga ブラジル)
韓国、ブルガリアなどでプレイ。良く知らない

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■重慶当代力帆(Chongqing Dangdai Lifan F.C.)

蒋立章オーナーはグラナダ、パルマ、NBAのミネソタの大株主、特にグラナダとは外国人選手を借りたり若手をトライアルさせたり兄弟関係と言える。中堅クラブだが5万人前後の動員誇るアツいクラブ 

監督チャンウェリョン(Chang Woe-Ryong 韓国)
鳥栖、V川崎、札幌、大宮など日本での指揮経験あり。2011年以降中国5クラブ目、重慶は2度目の就任、中国にはまっている熱血指導者。

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FWアラン・カルデク(Alan Kardec ブラジル)
ベンフィカに在籍しU21代表歴あるFW。16年から重慶に在籍し5年目。今季はキャプテンになった象徴的選手

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FWマルセロ・チリノ(Marcelo Cirino ブラジル)
UAEのクラブから加入、U17代表歴あり13年にはブラジル全国選手権新人王を受賞しているFW

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FWマルシーニョ(Marcinho ブラジル)
昨季加入した小柄なFW、よく知らない

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MFフェルナンジーニョ(Fernandinho ブラジル)
1985年生まれのベテラン、グレミオの南米制覇に貢献後18年から重慶に在籍

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MFアドリアン・ミエルジェウスキ(Adrian Mierzejewski 元ポーランド代表)
代表41試合、2012年EUROなどに出場、シドニーFC、長春へて加入

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■青島黄海(Qingdao Huanghai)
2部から昇格、初の1部参戦。2015年元バルサのJordi Vinyals就任後スペイン路線、昨季は前神戸監督リージョの元で昇格果たしたがコロナ禍の中辞任。後任もまたスペイン人。昨年ヤヤ・トゥーレが在籍したが半年で御払い箱に

監督パブロ・マチン(Pablo Machín スペイン)
セビージャやエスパニョールの監督を務めた。昨年エスパニョールでは武磊を冷遇していたイメージが

→開幕直前にMachinが辞退し呉金貴(Wu Jingui)が監督就任

FWクレオ(Cléo ブラジル)
広州恒大、柏レイソルなどでプレイしたベテランストライカ。ブラジルやポルトガルへて18年に黄海へ加入。かつての旧友、恒大選手たちやムリキとの再会が楽しみ

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DFヤゴス・ブコビッチ(Jagoš Vuković 元セルビア代表)
代表歴8試合のCB、PSV、オリンピアコスなどでプレイ

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MFロマン・アレサンドリー二(Romain Alessandrini フランス)
マルセイユでのイメージが強いウイング、LAギャラクシーから加入し10番背負う。

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MFジョセフ・ミナラ(Joseph Minala カメルーン)
96年生まれと若いが老け顔故ラツィオ時代に話題になったMF

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■石家庄永昌(Shijiazhuang Ever Bright F.C.)
2016年以来の1部復帰。元は福建省のクラブ

監督アフシン・ゴトビ(Afshin Ghotbi イラン・アメリカ)
監督ゴトビは2011-14年に清水監督務めた。

ごとび

MFロムーロ(Rômulo 元ブラジル代表)
フラメンゴから加入、2011-12年にブラジル代表9capを記録した実力者。スパルタクモスクワでのイメージが強い。

ろむろ

FWムリキ (Muriqui ブラジル)
広州恒大で一世風靡した「黒豹」は中国9シーズン目。FC東京でははまらなかったが2018年から中国2部ではまだまだ健在、FW昨季21ゴールで昇格に貢献した。

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FWオスカル・マリトゥ(Oscar Maritu DRコンゴ)
1999年生まれの期待のFW、昨年は2部陝西で22得点あげリーグ得点王に。

FWマテウス (Matheus ブラジル)
1983年生まれのベテランFW、2016年に加入後89試合43得点を記録しキャプテンまで上り詰めた。
ブラガ時代に欧州CL出場、ドニプロ時代にはヨーロッパリーグ準優勝に貢献している。

マテウス

DFストピラ・スンズ(Stoppila Sunzu ザンビア代表)
2015年に上海申花に半年在籍して以来の中国復帰。ザンビア代表78Cap、2012年アフリカ杯優勝を経験。
主にフランスリーグで長くプレーしていた経験豊富なCB。

すんず


■深圳佳兆业(Shenzhen FC)
昨年15位で2部降格だったが、天津天海の解散で繰り上がり残留。
近年発展目覚ましい深圳のクラブらしく、資金力生かし大型補強で一躍注目
天海から8人獲得するなど一気に上位進出期待される。ボローニャから元スイス代表ジェマイリ(Blerim Džemaili)を獲得したが
怪我のため、代役Bifoumaを獲得している。勿体ない
 
監督ロベルト・ドナドーニ(Roberto Donadoni イタリア)
イタリア代表などを率いた名将、昨季は降格してしまったが棚ぼた残留からの大型補強で今季は言い訳ができない。

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FWハロルド・プレシアード(Harold Preciado コロンビア)
リオ五輪コロンビア代表。2017年から深圳に所属し52得点決めている

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MFオレ・セルナス(Ole Selnæs ノルウェー代表)
昨季加入、中盤をつかさどる10番。現役ノルウェー代表で昨季は強烈ミドルをいくつか突き刺した

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FWジョン・マリ(John Mary カメルーン)
昨年まで2部梅州で活躍したFW。コロナにかかっちゃったけど、回復したようで何より

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FWティエビ・ビフォウマ(Thievy Bifouma コンゴ代表)
フランスU21代表歴あり、エスパニョールやイングランド、トルコでプレイしてきたストライカー

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DFソンジュフン(Song Ju-hun 元韓国代表)
天海から加入、新潟、水戸にも在籍した韓国代表歴あるDF

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