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エル・キューブのゲストハウスに宿泊し、いろんなバンドが訪れた後を感じながら眠りについた。
翌朝、快晴の中、樫村くんが迎えに来てくれた。
「せっかくなので」ということで苫小牧を案内してもらう。
名物ホッキカレーを食べ、昨日おすすめしてもらったお土産を発見したので購入。
さて、いざ函館へ。樫村くんの気合いの運転に甘えて約4時間北海道を南下。

あまり知り合えてない人とゆっくり話す時間はいい。その人にとってこれから自分はどんな感じの印象になるのだろう、と話しながら思う。めっちゃ嘘ついてバイバイしても、バレない。お互いに前職で営業経験者だったことがわかり、営業あるあるで盛り上がり、地方ライブハウスのこれからで盛り上がり、話しっぱなしであっという間の時間だった。高速道路から見える山々が美しい。

函館にはラッキーピエロがある。ハンバーガー屋さん?何店舗かあるが、店によってメニューが異なるらしい。スパゲッティやオムライス、はたまたラーメンがある店もあるとか。昔三軒茶屋にあったよんちゃで“ラッピ”の話を聞いて、ステッカーをもらったときから憧れ続け、過去2度の来函時には叶わなかったこの夢を、男樫村が叶えてくれた!

photo by umihayato

いざ到着すると激混み。テイクアウトでさえ、「1時間後に取りにきてください」とのこと。「そ、そんなぁ、」と肩を落としていると、「雄大さん、大丈夫です。僕が後で取りにきますから!」樫村…いや、樫村さん、漢…アニキと呼ばせてくれ…。

注文してARARAへ。
店先に店長かとぺさん、それから横浜から駆けつけてくれたあすかさんが出迎えてくれた。
去年来れなかったので、再会の喜びが大きい。

photo by umihayato
photo by umihayato
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出演者は、ほとんど過去にも共演経験がある人たち。特に後輩たちは、会うたびにどんどん堂々としてきている感じがして、それも函館にくるたのしみのひとつ。どんなライブを魅せてくれるだろうか。

リハーサルをして、物販を並べて、準備オッケー!
すると両手にビニール袋を持った樫村様が現れた。
「ラ、ラッピ!!!!」
ありがとうございます。いただきます。
注文したチャイニーズチーズバーガーとオムライス。
半端ないボリュームで、腹はち切れるかと思った。
この日ずっとお腹いっぱいだった。

photo by umihayato

樫村大明神には、横浜に来られた際にはぜひ家系ラーメンを3店舗くらい案内しごちそうしてあげたい。
はじめてのラッピは、うれしい思い出マシマシで忘れられない体験になった。

苫小牧と同じく、25分のステージが繰り広げられる。トリの自分まで6人。なんだかすごく、勝負みたいだった。
出演者の気合いがすごい。

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1人目のカワベシンゴさんははじめましてなんだけど、ずっと会いたかった人。
実は、自分がお世話になっている三軒茶屋GrapeFruitMoonのオーナー健吾さんのお兄さんなのである。はじめて函館に来た時からお名前を聞いていて、今回念願の共演。しかもアウターおなじだった。

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ほんとに、なんというか、全員から緊張感と、身体からメラメラ、バチバチといった形容がふさわしいようなオーラがはみ出していた。うつくしい。うつくしすぎる。だいすきなライブハウスの光景だ。みんなが「超いいライブするぞ!」って気合いが入ってて、しかも、それを「次の人に繋ぐぞ!」という連帯感さえ感じる。全員で個性だしまくってトータルでバランスいい、みたいな奇跡。ブッキングの妙です、かとぺさんありがとう。そして、何度も足を運んだから得られているこの感覚。対バンって最高。久しぶりにそう思えた。全員がリスペクトしあってる感じが、涙出そうだった。

photo by umihayato

自分の前の田畑裕柾くんはあまりの緊張にセッティングしてから出番までのほんの一瞬でダァーッて楽屋に走ってきてスパーッてちょっと煙草吸ってダァーッて走ってステージに行った。あの時間必要だったのかな(笑)めちゃくちゃ面白かった。ステージは素晴らしかった。観ながら、かとぺさんが「今日の田畑最高だな…」と言いながらビールを買いに行っていたのを眺めていた。こういうのも嬉しい。

photo by umihayato

全部のライブを観た。前日の苫小牧も含めて、対バンはすべて観た。どこでも観れる時は全部観るようにしている。その日の空気を、流れを感じるのが好きだ。MCで出てきた話を拾ってあとで話すのも好き。この日は、みんなすごい熱量で演奏してて、あんまりMCがなかった。田畑が物販に無料のシール作ったけど、20枚しか作ってないってのは笑えた。20枚て。

photo by umihayato

歌いたい曲がたくさん増えたなぁ、と思う。
年に1回となると、その間に自分の持ち曲の幅も変わる。
自分だけ45分もらっていたが、セットリストに悩んだ。

2024/4/21(日)@ARARA(函館)
OSMOSIS presents
「Chapter Ⅱ」
1.理由
2.光源
3.体温
4.ロードムービー
5. にじみ
6. 愛の未明(新曲)
7. 君の追い風
8. GOLDEN

En.魂の夜明け
En.最愛

photo by umihayato

ライブ後、たくさんの人が物販に並んでくれた。
とても嬉しかった。
かとぺさんはなぜか「素粒子たち」の2枚目を購入してくれた。

photo by umihayato

打ち上げもARARAで。
「いいイベントだったね」ってみんなでわいわい乾杯できるの、ほんとにきもちよかった。

お客さんのひとりがVRカメラで撮影していて、はじめてVR体験させてもらった。見せてもらった映像はその日のツバキのライブ映像で、サウンドも臨場感ありまくり。さらには、「ズームできます」と言われ、やってみると「こんなに近づいて大丈夫!?」と、かなりドキドキしてしまったのでした。あれは、危ないわ…。

photo by umihayato

そのうちもしかすると、この日の小野雄大ライブが、youtubeにアップされるかもしれません。その時は、VR小野雄大をどうぞお楽しみに!

ツバキも田畑も、可愛くてしょうがない。また今度会う時、ふたりはさらに成長しているのでしょう。それもたのしみにしつつ。

photo by umihayato

ARARAの上には寝泊まりできるスペースがある。いつもそこにお世話になるので、ARARAの外に出たことがほぼない。この日も打ち上げ二次会がみんな倒れるまで繰り広げられ、ゲラゲラ笑いながら、作ってもらったもつ鍋をうめーうめーと食べ、ひとりまたひとりと脱落していき、倒れるようにベッドにダイブした。「SHUT DOWN...」と表示されプツンと途切れた。

photo by umihayato

翌朝、函館空港までまた樫村休日楽しみマンが送ってくれた。別部隊でかとぺさんたち昨日泊まったメンバーが見送りにきてくれた。手荷物検査場を越えてもまだいてくれて、めちゃくちゃ手を振って別れた。「さみしくなっちゃうからいくね!」と彼らは先に去った。うつくしい人たち。

次に来た時、もっと大きくなれてたらいいな。いつかARARAとみんなに大きなお返しができるように、がんばろう。

樫村いつまでも帰らないはその後みんなとともに函館旅行し、「いつ苫小牧に帰るんだ?」と言われたという。
ありがとね、おつかれさま。

photo by umihayato

これにて1週間の北海道遠征が終了!
各地に足を運んでくれたみなさん(関東から遠征してくれた方も!)、出会ってくれたみなさん、お世話になったみなさんありがとうございました。

そしてずっと帯同してくれたカメラマンumihayatoこと駿人さん、ありがとうございました!

photo by FUJINO ASUKA


またすぐいくよ北海道!

photo by umihayato

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