起き抜け286.を食う

願いが叶うなら毎朝生ハムを食べたい。
近所にあるちょっといい感じのパン屋さんで買ったうまい食パンを焼いてマーガリンを塗って…そういえばマーガリンってなんなんだろうと思って調べるとどうやら植物由来の食用油脂をもとにした加工食品を指すのだという。バターは牛肉から作られたものとのことで、それなら断然願うならバターでしょう。うまいんだろうなぁ、バター。
そしてアボカド、茹でたエビ、塊のチーズ、まあ、さらに贅沢でアボカドといったところかな。どこかの高級マヨネーズをたっぷりかけ、ブラックペッパー。たぶんイメージの9割はドトールのミラノ風サンドBが発祥源であることに途中から思い至る。

生ハムじゃなくてサーモンか。しばらく食べてないけど、『ミラノ風サンドBからはじめる1日』、というのはいつか書かれる小説のタイトルです。たぶん誰か死にます。推理系だと思われます。

明日からツアーがいよいよクライマックスを迎えます。
9月から始まったツアーも、早くも半分を終え、全16ヶ所中残り6ヶ所となりました。

思えば遠くにきたもんだ…（感慨）

これから月末までずっと旅です。
はじめはよかった高速バスも、結局体調を優先することにし経費のことは考えることをやめ、新幹線にシフト。
どうせ整体行ったりするし…等々言い訳しつつ…。

こういう選択をするときに思い出すのは、24歳、新卒で入社した会社員時代。
先輩に誘われて行った大人数の合コンで、どの角度から見ても不動産屋のお兄さん（想像してみてください、ちょっとテカッてる青めのスーツに、思い描く通りの髪型だと思います）が言ってた。

「金？稼げばええやん！！（関西人）」

どういう経緯だったかは忘れたが、「金がない」という合コンに似合わぬ自分の話に対するお兄さんのこのストレートな言葉に若干感動すら覚えたのでした。自分と会話しながら、明らかにその部屋に響くような全体攻撃。

不思議なことに、妙に腑に落ちるところがあって、割とお兄さんの言葉を思い出すことは多い。

ストレートに簡潔にバシッ！と発言出来る人はかっこいいよなぁ。

それに反して細かいことにいちいち悩んでうんうん唸り結局好機を逃す自分。

この前名古屋での打ち上げで、
「ついついみんなが頼らせてくれるから変われない」友達の悩みに対して、
「俺は長男だから頼るのが苦手だったけど、頼る力って大事だと思う」
と先輩として人生経験を踏まえて発言したところ、
「小野さんはこっち側だと思います」
と言われ黙る、ということがありました。

「最近説教臭くなっちゃうから気をつけてるんだよな」
と飲みながら説教してくれた先輩の顔が浮かびました。
そんな思い出もまだ新しい小豆島にこれから向かいます。

兵庫からはじまり、
小豆島、高松、鳥取、岡山と回ってきます。

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名古屋でのRyu Matsuyamaとのツーマン
空博実行委員会さんありがとうございました！

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今年も開催決定！
ツアーファイナル！
2022年11月12日（土）@高田世界館（新潟県上越市）
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開場：17:30 開演：18:00
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