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「チームの一員であるために」 扇谷佳歩

私たちのnoteをご覧いただきありがとうございます。また、日頃より応援やご支援ありがとうございます。


新3年MGの扇谷佳歩(おうぎやかほ)です。

このnoteでは1年間を振り返えることがテーマなのですが、2022年度は半期の海外留学をしており、直接部活に関わることができたのは1年のうちの半分だけでした。


それでも、素敵で頼れる仲間たちのおかげで1年前には思ってもいなかったほど濃い部活生活を過ごすことができ、充実しております。


1年前の今頃、先輩方から新歓の企画を任された時、自分自身の未熟さに悩まされていました。もう2年生になろうとしていたのに、サッカーのことや試合運営のこと、先輩や同期の人柄すらも上手く掴んでいなかったのです。


コロナ真っ只中の入部であったことも原因の一つかもしれません。今となっては週4回で練習をしておりますが、当時は週2回だったうえに頻繁に活動停止になりました。

縦関係、横関係、MGとプレイヤー等、どこを取っても圧倒的なコミュニケーション不足が課題で、新歓に関しては方針も変わり、先輩からの引き継ぎや前例もほとんどありませんでした。


正直なところ、部活のことをよく知らないがゆえに、新入生に入部をお勧めする理由すらも見つかっていませんでした。


しかし、プレーのできないMGである私にとって、新歓はチームに貢献できる機会であることと、これを機に部活のことがたくさん知れると思い、自分なりにたくさんのアクションを積みました。


まず、同期だけでなく先輩方にも自分から積極的に話しかけることを心がけ、仲間のことを知る努力をしました。他にも新歓としてのイベントを協力して企画したり、定期的な全体ミーティングを提案するなど、とにかく「コミュニケーションを増やすこと」に個人としてこだわってきました。


結果として、多くの新入生に入部してもらえたわけではありませんでしたが、たくさんの人に遠いグラウンドまで足を運んでもらえて嬉しかったです。


それ以外になにより、自分自身がこの部活の一員であることをようやく認めることができるようになりました。


10月に幹部交代で私たちの学年が幹部になった頃には既に海外にいましたが、誕生日にMGみんなが可愛い画像を送ってくれたり、同期がクリスマスパーティー中にビデオ電話を繋げてくれたり、とても嬉しかったです。


また最近は、同期内で集まる時間のほかにも、後輩との新歓ミーティング、戦術についての全体ミーティングなど、部活としてのコミュニケーションが増えてきました。

知事杯初戦の勝利に始まり、雰囲気がだんだん盛り上がっているように感じます。


大学生だし、もっと遊び呆けたりアルバイトに勤しんでもいいのですが、こうやって遊びでもお金稼ぎでもない貴重な時間を部活で過ごすことにとても充実感を感じます。


まだまだ組織として、幹部代のMGとして、未熟であることは否めません。それでも、1年前のnoteにも書いたように、この部活が部員ひとりひとりの好きな居場所であり続けられるためのサポートをこれからも自分なりにしていこうと思います。


2023年度もよろしくお願いいたします。


横浜市立大学体育会サッカー部 3年MG 扇谷佳歩

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