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立てば芍薬、座れば牡丹~

こんにちは! 「#医療系事務職員応援隊」の長幸美です。
風薫る五月、我が家では芍薬が咲き始めました💗
私は、芍薬の香りも花も大好き!です。

「立てば芍薬、座れば牡丹、後ろ姿は百合の花。」
美しい女性の例えですが、講談師や噺家が都々逸のリズムに乗せて表現されています。いつかそういわれてみたいなあ~~と思ったりして(笑)
芍薬は5月のはじめ~
牡丹は6月ごろでしょうか?
百合の花は夏の花・・・とその季節ごとの美しく薫り高い花々に女性の美しさをたとえているものですが、それぞれの花の咲き方の特徴から、端正で凛としている女性のしぐさや内面から醸し出される美しさも表しているように思います。

芍薬は、スッと立ち上がった茎の上にシャンと花が咲いています。
まるで、背筋を伸ばして立っているようです。
また、牡丹は芍薬とお花は似ているのですが、枝分かれした枝の先に大きな花をつけてかがんだように見えますね。
百合は少しうつむいて歩いていく様子がたとえられていると思います。
いずれも女性の立ち居振る舞いに重ねているように思います。

さて、このところ手続き作業が重なり、何やかやとドタバタ駆け回っていましたが、今年も「新入社員向けの接遇研修」を実施させていただきました。
今年の新人さんは、体育会系の元気のよいはきはきとして方が多く、なんとなく私も元気よく研修をさせていただきました。
その中で、今回気になることがありました・・・
体育会系の方は、先輩後輩の礼儀・・・というか、とてもキチっとしていて、気持ちが良いものなのですが、年下だと思うと、どうしてもタメ口になってしまう・・・その状態になってしまい、いつもは話をしないことまで、小言をいう、という始末・・・ああ。。。やってしまった💦

話を聞く姿勢、話をする姿勢・・・座る姿勢まで話をした研修は久しぶりで、ちょっと残念な思いが残りました。

私の上司は、6歳年下です。とてもやりにくいだろうな・・・と思います。
私は税務会計については全く素人です。病院に長年勤めていたというだけで、社会医療法人も認定医療法人もよくわかりません。
入社当時は、私も上司と同じことを求められていると思い、ずいぶん悩んだものです。医療法人の承継なども行いますが、法務も素人同然ですから、何かと手探り状態で、学びつつ・・・というところです。

上司はというと、病院の実務こそわからないでしょうが、税務会計の視点と医療法人の制度については、本当に素晴らしい経験者です。おそらく日本全国見ても、私の上司以上に様々な経験をしている人はいないと思います。・・・(スミマセン・・・上司自慢です!)

さて、本題に戻りましょう!
学生時代には、先輩と後輩のみ・・・つまり経験は当然先輩のほうがあるわけで、上下関係は明確に分かれているでしょう。
しかし、現状では年下の上司もあるわけですし、取引先の社長が年下・・・ということもあるわけです。病院の中でも、看護師さんのほうが年上、事務職員のほうが年上ということもあるでしょう。

こういう時に、油断してしまうと、「タメ口」になり、上から目線で話をしてしまい失敗する(つまり、うまくいかない)・・・ということも往々にしてあることではないでしょうか?!

私どもの会社では、現場で働いていた職員が、私のようにコンサルタントとして働いていたり、税理士の資格者が働いていたり、社会保険労務士やファイナンシャルプランナーが働いていたりします。
それぞれに専門的な経験者であり、年齢なんて関係がありません。
当然のごとく、人生の大先輩もたくさんいらっしゃいます。
けれど、それぞれの方は私ができないことを本職とされていたり、とてもタメ口で馴れ馴れしく話をするなんて・・・
私にはできないことをされている素晴らしい方々なのです。リスペクトしています。

そのリスペクトを伝えるためのたたずまいとしても、話を聴く姿勢や、話をするときの姿勢というのは、必然的に「正対」する必要があるのではないかと肝に銘じています。

皆さんはいかがでしょうか?
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
芍薬の花を見ながら、そんなこんな・・・考えていました。
皆さんはどのようなお休みをお過ごしでしょうか?
機会があれば、お聞きしてみたいですね!それではまた!!

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