【ネタバレ注意】映画「人魚の眠る家」の感想

結構前にテレビのCMで見たことのある映画をついに見ました。

倫理観についての映画。

脳死は死なのか、心臓死が死なのか、人間の尊厳とは何かが主軸となっています。

個人的には、最初病院に呼ばれたときに臓器移植に同意しちゃうなと思いました。

人間の死後に尊厳があるとあまり信じられない質なので、死後に人の役に立てるなら…!と思ってしまいます。

一番違和感があったのは、健康のために電気信号で体を動かしていた時から、人に生きていると証明するために体を動かし始めたところです。

映画の演出的にもあそこら辺から親のエゴだけで延命処置しているように感じさせられますね…。

人の生死は一人ひとり価値観が大きく異なると思うので、小学一年生が死んでるのに入学式に連れてくるなんてと思うのもしょうがないし、自分の大切な人が脳死になって死を受け入れられない気持ちも分かります。

きっかりボーダーを決めてしまうこともそれはそれで間違っているとも思います。

倫理観の難しさは自分が死ぬまで付きまといますね。

今を大事にしていきたいなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?