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試論「人工知能概念はいつから存在したといえそうか?」

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山本義隆「磁力と重力の発見(2003年)」「少数と対数の発見(2018年)」やノーバート・ウィーナー「サイバネティクス(初版1948年、増補1961年)」の重厚な科学史観と現在の…
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#数学

【試論「人工知能概念はいつから存在したといえそうか?」10パス目】「ディープランニ…

今回の出発点はネットで見つけた以下の記事となります。 とりあえず簡便化の為にディープラー…

Yasunori Matsuki
3週間前
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【試論「人工知能概念はいつから存在したといえそうか?」8パス目】コンピューター側…

前回の投稿において「進化とは何か?」なる設問が、最低でも二つの全く異なる成分の合成によっ…

Yasunori Matsuki
1か月前
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【大数学者や大物理学者の時代パス1】変分法(Variational Calculus)なる物理学と数学…

以下の四段階技術革新(Four-stage Innovation)史観のうち「大数学者や大物理学者の時代」につ…

Yasunori Matsuki
1か月前
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【試論「人工知能概念はいつから存在したといえそうか?」5パス目】さよならアノマロ…

以下の投稿では下記四段階技術革新(Four-stage Innovation)史観の大源流として「韓非子」第49…

Yasunori Matsuki
1か月前
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【試論「人工知能概念はいつから存在したといえそうか?」3パス目】進化が加速度的に…

このシリーズで採用した歴史観は以下。 数秘術師や魔術師の時代(イタリア・ルネサンス期~近世…

Yasunori Matsuki
1か月前
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【試論「人工知能概念はいつから存在したといえそうか?」2パス目】「大数学者や大物…

とりあえずの出発点は以下の時代区分。 数秘術師や魔術師の時代(イタリア・ルネサンス期~近世…

Yasunori Matsuki
2か月前
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【試論「人工知能概念はいつから存在したといえそうか?」1パス目】「数学中心史観」拡充からの出発。

そもそも「数学通史」みたいな世界観に足を踏み入れた発端は以下の投稿だだったのです。 古代から近世に至る磁力と重力の発見過程に注目した大著山本義隆「磁力と重力の発見(2003年)」。 およびその補講的に執筆された欧州における対数と少数の発見過程に注目した山本義隆「少数と対数の発見(2018年)」。 こうして発足した近代科学は現在の「機械学習と意味分布論の時代」にどう接続するのでしょうか? かかる軌跡を探る過程で大きく役立ったのがノーバート・ウィーナー「サイバネティクス(C