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昨夜上がったこの音源を、自己責任で聴いてみてほしい。

ツェッペリンは、このクオリティのライヴを、ほぼ毎日、アコースティック・セットをアクセントにして、飽きる事なく繰り返してきたわけだ。これは驚異だ。つくづく体感したかったと思って止まない。

ステージにはメンバーと楽器のみ。派手なライティングや演出があるわけでもない、大お約束大会。ライヴとはかくあるべし、の見本。ツェッペリンが築いたこの大原則は守られなければならない。オーディエンスの期待を絶対に裏切らないという在り方だ。

これをアップしている人の実態はプロギタリスト、ゆあさまさやさん。ツェッペリンの海賊盤を見つけるセンスが半端ない。下が彼の TouTube チャンネルのリンクである。

先月、川俣町ジャパンコーヒーフェスティバルという催しに行って、ライヴを見てきた。物凄くいい人だった。熱狂的なハードロック・マニアでありながら、アコースティック・ギターの右手タッピングを多用したプレイスタイルに拘る。エレクトリック・ギターでは山ほどそういうプレイヤーはハードロック、ヘヴィメタル界隈にいるが、アコースティックでは稀だろう。我が国ではこの人くらいではないか。

今月21日に、クリスマス特集生配信がある。観ることをお薦めする。

ジミー・ペイジも、西新宿で海賊盤を漁ったという。海賊盤が最も多いバンド。正に「帝王」である。ビートルズやストーンズでもこうはいかない。ピンク・フロイドなんて、体感したかったという思いはあるが、映像作品を見る限り、演出過多、ギミックだらけではないか。我が国のアーティストなど、取るに足りない。

ツェッペリンの前にツェッペリンなし、ツェッペリンの後にツェッペリンなしである。空前にして絶後。ロバート・ブランドが、もうやりたくない、というのも納得である。ジョン・ボナムがいてこそのバンドなのである。ジョン・ポール・ジョーンズは、ジミー・ペイジから冷たい扱いを受けて、孤高の存在になった。

ジョン・ボナムの息子ジェイソンも、所詮親父には敵わないのだ。手当たり次第に活動しているようだが。

ゆあささん、すげー、というのが素直な感想である。また会いたい人だ。一応、ドラマーであることを伝えたが、あまり興味がないようだった。ソロに拘っているのだろう。21日が楽しみだ。

2023年12月14日記。

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