雑記その10

VTuberが廃れるとしたら

春頃からやっていたアニメにいたくのめり込みまして。

今まで生まれてきた「ガールズバンド×アイドル声優×アニメ」という組み合わせじゃなくて、
「ガールズバンド×アニメ」という、より両者を強くしたコンテンツだったのが自分に響いたのか。

ここ数年は女性ボーカルのロックバンドのライブをよく観に行っていたから惚れる下地が出来ていたからなのか。

だが今回語りたいのはどれだけ好きなのかという話ではなくて。

そのアニメはほぼ前編が3Dアニメになっているのだけどそれがとても質が高い。
特にバンド演奏するシーンなんかでも手の動き、指の動きもしっかりと楽器と合っている。

それを見てふと感じたのは、歌を歌う“VTuber”が目指しているのはこれが理想なんじゃないのか。

なのに、いまだにこの状態にたどり着いていない。

“3Dお披露目記念配信”だったり、“誕生日記念配信”だったり、“新衣装お披露目記念配信”だったりで、記念しまくりながら音楽ライブの配信をしていて、最新設備を導入していると言っている大手VTuber事務所ですら「指の動きの再現性ありでは配信で楽器が弾けてない」。

なぜだ。

いやいやいや!アニメだったら手打ちで修正したり、レンダリングに時間もかけられるから、VTuberの配信みたいにリアルタイムではさすがに無理ですって!

それはわかっているんですけどね。

じゃあ大手さんはお金があるので、大学の研究室同様にクソデカスパコン導入とVTuber用のソフトの開発をしていただいて…(小言で10分)

そんな話でもなく。

ここで書きたかった思いは、
今もアニメとかゲームが時間が経つにつれて3Dの技術を上げていくのに、
3DのバーチャルYouTuberの技術の発展はそれについていけているのかなと、疑問に感じてしまったんですよね。

もしこのまま時間が過ぎて技術の差がどんどん開いてしまったとして、今の感覚で「PS5のゲームとPS3のゲーム」ぐらいの差が出来てしまったとしよう。

「今でもPS3のゲームは全然遊べるけど、PS5の方が映像綺麗だし、比べたらPS3はチープだよなぁ」

みんながそう思うようになってしまったときが3DのVTuberというコンテンツの終焉なのかなと今は思っております。

なのでどうか進化を止めないでほしいな

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