自閉スペクトラム症の成人が金銭管理をどうにかこうにかする試行錯誤のメモ

私は金銭管理が苦手です。クレジットカードを持っていて十数万円使い込んでしまい、返済に苦労したことが過去2回あります。それがしんどかったので返済後に解約しましたが、ネット社会に馴染んでいる者としてはクレジットカード決済はできないと不便です。

それに加えて、私は現金の管理が脳の負担が強くて苦手であり、スマホ等でサッと残高を確認できるキャッシュレス決済のほうが負担が少なく暮らせることも実感してきました。

そのため、いかに衝動買いを減らしながらクレジットカード同様の決済手段を確保するか、そして煩雑にしすぎないか、で金銭管理を考えています。

現在の銀行口座とカードの一覧

・ゆうちょ銀行:各種引き落とし(携帯以外)、給与受取、障害年金受取
・じぶん銀行:携帯代金引き落とし(au)、au WALLETプリペイドカードチャージ用(ゲーム課金用)
・楽天銀行:JCBデビットカード(買い物用)の残高、給与受取、クラウドワークス報酬受取
・某地方銀行:手をつけてはいけない貯金(元工賃振込口座)

給与受取が2ヶ所あるのは、給与を2ヶ所からもらっているからです。(アルバイトで兼業)

ゆうちょ銀行の口座は幼い頃から使っており、自動引き落としは長年この口座からやっているので、安定した収入もこちらに入るようにしています。ネットバンキングを契約しておりスマホからも残高が確認できますが、主にATMから使用しています。

じぶん銀行口座は、買い物にau WALLETプリペイドカードを使っていた頃に私の生活圏では非常にチャージしづらかったので作りました。その名残でau料金の引き落としをしています。au WALLETプリペイドカードはWebMoneyカードとしても使用でき、ゲーム課金に便利なので使っています。ゆうちょ銀行からの定額自動入金をしていますが、引き落としと入金のタイムラグが数日ありますが、不便さを感じることはありません。またau WALLETプリペイドカードはMasterCardとして使用はできますが本人認証サービスに対応していないので、ネット上の決済では使用できない場合もたびたびあります。

楽天銀行口座は、JCBデビットカードが本人認証サービスにも対応していてネット上の買い物に便利なのと、ゆうちょ銀行からの入金が手数料無料でスマホから申し込めるのが便利で使っています。元々はクラウドワークスの報酬受取の手数料が安かったので作りました。ゆうちょ銀行からの入金は数時間〜数日のタイムラグがあるので、普段は残高を少なめにして買い物をするときに入金するようにすると、衝動買いを防ぎつつ便利に買い物ができます。ATM手数料が高いのが不便ですが、それが衝動買いの抑止力になっています。手数料を払いたくないので入金するとほぼ出金できないため、実質的にプリペイドカードのように使われています。ATMからの入金も手数料を払いたくないがためにできないので、入金は必ずアプリを通してゆうちょ銀行から行っており、タイムラグと入金したら引き出せないこともまた衝動買いの抑止力となっています。

地方銀行口座は工賃の受取のために必要だったので数年前に作りましたが、今や用がなくなり、貯金用となりました。ネットバンキングを契約していないので、残高の確認がしづらいのをいいことに、貯金用としてお金を入れてしまいほとんど出さない使い方です。

銀行口座にまつわる今後の課題

以前「定額積立預金」を地方銀行に作っていました。確実に貯金ができるようにと、まず貯金用の地方銀行口座にお金を移し、そこから更に定額積立預金にお金が自動で移る、という仕組みにしていました。諸事情で現在は解約していますが、「一定額を毎月積み立てる」という暮らしを数年やって慣れ、魅力もわかったので、次は来月か再来月あたりにメインバンクのゆうちょ銀行から自動引き落としで積み立てられる口座を作る予定です。

これから活用しようと思っている口座で「適時手はつけてもいいが貯金として分けておくお金」を入れておく口座をゆうちょ銀行に用意することにしました。メインバンクからのお金の移し替えが便利なようにそうしました。キャッシュカードは作っていないのでお金を下ろすのは大変ですが、少し敷居を作っておくことで衝動的な浪費を防ごうという考えです。

じぶん銀行口座についてはあまり活用しなくなってしまったので解約を検討しましたが、auポイントが貯まりやすいこと、au WALLETプリペイドカードにチャージしたお金の払い出しが可能なことを考えると、一概に「不要だから解約!」というものでもないように感じました。ちなみに、自宅近隣ではコンビニでau WALLETプリペイドカードのチャージができないため(今は職場近郊にローソンがあるのでチャージ可能ですが、以前は行動圏内にローソンがありませんでした)、セブンATMからじぶん銀行に入金→スマホのアプリでじぶん銀行からau WALLETプリペイドカードにチャージという二段構えでした。衝動買いの抑止としては効果が高いですが、不便です。

金銭管理の味方、マネーフォワード

収支の記録についても悩んでいましたが、最終的にマネーフォワードに落ち着きました。カード決済をするとマネーフォワードが自動で記録してくれるので、カテゴリやメモなどを修正して完了です。私はauスマートパスを契約しているので、マネーフォワードもフリーで全機能使えて重宝しています。

どんなカテゴリに何円くらい使ったかを見通せるのも良いですが、一番の利点は「先月よりもこのカテゴリの出費が多いですよ」と通知してくれることでしょうか。今月こんなにゲーム課金しちゃったのか!とか気付きやすくて良いです(笑)。

現金を管理することの脳への負担

最初のほうに書きましたが、私はどうやら現金を管理することが苦手のようです。数年前にau WALLETプリペイドカードで身近な店舗でキャッシュレス決済をし始めたのですが、そうし始めてから気付きました。

プリペイドカードや預金などの残高は、金額が数字で表示されます。そのため、所持金が円単位まで瞬時に把握可能です。ですが、財布の中(現金)はそうはいきません。紙幣が何枚、硬貨が何枚、合わせて何円といちいち数えなくてはならない上、数え間違いも発生します。言うなれば財布の中はブラックボックスで、開けて中身を丁寧に確認しないと内容物が判然としないのです。お金の管理が苦手な人たちの中には、現金が認識しづらくて使いすぎるという人もいるのかもしれませんね。

レジでの現金のやりとりも精神的な負担が強いです。仮に「1863円です」と言われたとしますと、「千円札…あっ千円札がない、五千円札はある。硬貨は…500円玉と100円玉はある。50円はない。10円もない。100円多く出してお釣りをもらおう。3円はないけど五円玉もある。これでお釣りの枚数が減るかな」などと考えた末に5905円を出し、4042円のお釣りをもらって財布の紙幣入れと硬貨入れにしまってレシートもしまって商品を受け取って帰るわけです。このようなやりとりが「煩雑で混乱する」と思うのは私だけではないはずです。

世の中には「財布の重みや厚みで所持金をなんとなく感じている」という人や、「カード決済は現金のやりとりをした気にならないので買いすぎてしまう」という人がいますが、私は現金をやりとりするより預金残高やカード利用額を見るほうがお金のやりとりを把握しやすいのです。これは私がゲーム好きでバーチャルなお金に子供の頃から慣れているからかもしれません。

だからといって「クレジットカードを扱えるか」と言われるとNOとしか言いようがありません。デビットカードは使うたびに預金残高が減っていくので現金感覚で使えるのですが、クレジットカードは支払いが後日なので残高の制限を支払いの時点では受けないため、「お金を使った」という感覚では使えないのです。リアルタイムに預金残高と連動していることが私にとっては必要なようです。

そしてキャッシュレスなほうが私の脳への負担は少ないのですが、どうしてもキャッシュレスにしようがないのが病院と薬局です。そこだけは現金で行かねばならないので、完全なキャッシュレス生活は私には不可能です。

買い物の予算にまつわる今後の課題

キャッシュレス化することでお金の管理はしやすくなるのですが、予算を管理するということにはまだ慣れていません。残高に余裕があると買い物に回してしまいがちです。ほしいものが多すぎるのです。

なので「買い物の予算を決めてはどうか」と言われたのですが、自分にとってはなんだかそれも難しく、結局随時メインバンクから買い物用口座にお金を移して買い物なりなんなりをしてしまいます。

そこで考えたのが、やはりau WALLETプリペイドカードと楽天銀行のJCBデビットカードの使い分けをしたほうがよさそうだということです。au WALLETプリペイドカードはある程度入金・チャージが手軽なので、「生活に必要なもの」(食費や日用品、衣類など)を随時チャージしながら使い、楽天銀行のJCBデビットカードは趣味方面の買い物に特化して計画的な入金と使用をする、という感じでしょうか。あるいは逆のほうが良い可能性もありますが、娯楽方面の買い物はネット上が多いため、本人認証サービスに対応している楽天銀行のJCBデビットカードに軍配が上がります。

ポイントは楽天銀行のほうがかなりたくさん貯まるので、日常使いをしたいカードですけども…。悩みどころですね。予算を決めたらあとは全部貯金用口座に一旦移してしまう、というのも手かもしれません。追々考えていきたいと思います。

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