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やよいの勝負レース! 〜ジャパンカップ予想!〜

みなさんこんばんやよ🌸

前回のnoteもたくさん反応いただき、どうもありがとうございました🥰

結果は▲-無-無の決着で、本命のポッドボレットくんは4着と悔しい結果になってしまいましたが、ジャスティンロックくんの物凄い末脚が見れたので大満足のレースでした🌸✨

というわけで、気を取り直して今週の大一番、ジャパンカップの予想をしていきます!👍

前回のnote見返してみて、「結局お前の本命なんやねん!」というきもちになったので、今回は先に印を置いておきます!🌸

◎アリストテレス
〇キセキ
▲ブルーム

詳しいことは以下の見解を読んでみてください!👍

(若干長めですが、最後まで読んでくれると嬉しいです🥰)

ジャパンカップの気になる傾向🤔

今回のジャパンカップを予想するにあたって重要になってくるのが、同コースで行われるクラシックレース・日本ダービーとの相違点についてです🤔

同じ東京2400mで行われるのだから、ダービー馬がジャパンカップでも最有力候補だ、と思いがちですが(私もきちんと過去傾向を見る前までそう思ってました)、過去ダービー馬がJCを優勝したのは2009年のウオッカ、牡馬に限るとなんと2006年のディープインパクトまで遡ることになります。

(それにしてもウオッカ、凄すぎますね......。)

また、上記の通りディープインパクト自身がこのレースを勝っていることから、産駒も当然好走するイメージがあります。実際通算成績を見てみても、(3-4-2-20)と通算3勝を挙げており、今回出走する産駒の中では最多です。

しかし、3勝の内訳を見てみると、2012,13年のジェンティルドンナの連覇と2015年のショウナンパンドラの1勝と、いずれも牝馬の優勝で、ディープインパクト産駒の牡馬は一度も勝てていないレースがジャパンカップです。

現在人気を集めているコントレイル・シャフリヤールはどちらもディープインパクト産駒のダービー馬で、コントレイルvsシャフリヤールの2強レースというのは少し疑ってかかった方がいいのかもしれません。

ダービーとジャパンカップの相違点考察

では、なぜダービー馬・ディープインパクト産駒の牡馬がジャパンカップを勝ち切れていないのかを少し深掘りして考察していきます。

まず注目したいのは、JCとダービーのラップ傾向の違いです。

下のグラフは、ダービーはリオンリオンの大逃げで前傾ラップになった2019年を除いて、JCは同じくキセキが大逃げした2020年、重馬場になった2019年を除いて近年のラップタイムを平均しています。

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このラップ傾向から読み取れることは、下記2点。

①ダービーのラップ傾向は3F~5Fの区間で12.5秒以下まで緩む区間があるが、ジャパンカップは3F~8Fあたりまでほぼ一定。

②上がりラップのピークはダービーの方が速く、ジャパンカップではそこまで速い上がりにならない。

この①、②を総合すると、ダービーとジャパンカップに求められる能力はそれぞれ以下の通りになります。

ダービー:前半溜めての最後の末脚勝負。とにかく速い上がりを出せる馬が有利。これはディープインパクト産駒の真骨頂。
ジャパンカップ:緩まない一定のペースでもバテずに、最後まで足を延ばせる馬が有利。

まとめると、ダービーとジャパンカップでは、同じ東京2400mというコースながら求められる性質が「直線の切れ味」と「レース全体での持続力」と正反対であり、それがダービー馬がジャパンカップで勝ちきれない理由に繋がっていると考えられます。

また、ディープインパクト産駒の牡馬がジャパンカップで勝てていない理由もそこに繋がっています。ディープインパクト産駒は2012年のディープブリランテの初勝利から、10年間で7頭のダービー馬を輩出。瞬発力優位のダービー型ラップに抜群の適性がある一方で、持続力優位のジャパンカップ型ラップでは勝ちきれない結果になっているのでしょう。

これらの傾向を踏まえ、今回のジャパンカップでは「持続型のラップ」に適性のある馬を探していきたいと思います!!🙆‍♂️🙆‍♂️🙆‍♂️

東京芝の馬場状態

時計:標準〜若干速い
バイアス:若干だけ内有利

土曜日時点での馬場状態ですが、時計としてはほぼ標準レベル。メインのキャピタルSの決着タイムが1.33.0なので、標準通りか少しだけ速いか、位のレベルです。極端に高速寄りでも時計がかかる状態でもない、実力がそのままでやすい馬場。

また、内外のバイアスですが、これも極端な有利不利はなさそうです。イン突きから伸びている馬やイン先行で粘る馬もいれば外差しから伸びてくる馬もいて、こちらも実力通りに決まりやすい印象です。

逆に言うと、差し有利なバイアスの恩恵がないと厳しい馬は狙いにくい馬場かな、という感じです🏃‍♂️

展開予想

典型的な逃げ馬が不在のため、ハナを叩く馬は何パターンか想定されます。

①キセキが強く主張して逃げ

②内枠の先行馬(ブルーム、オーソリティ、アリストテレスなど)が押し出される形で前へ

③大外枠から一か八かの逃げ(ワグネリアン?)

【スタート後想定隊列】

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一番可能性が高いのは①のパターンかと考えています。陣営が逃げを仄めかすコメント(自分からレースを作っていきたいとのこと)をしており、素直にゲートを出られればハナを取りいくはず。

出遅れ癖のあった馬ではありますが、ここ2戦は非常に素直にゲートを出て前につける競馬ができていますし、スっと出てくれると思っています。

逃げ方としては、去年の大逃げのような形ではなく、あくまで自分のペースでの逃げになるはず。

キセキが逃げ、テン早めの先行馬(③,⑦,⑨)が続き、その後ろから人気のコントレイル・シャフリヤールが追想する形になってくると思います。

前に行きたい馬が内枠、後方からの馬が外枠に集まっているので、先行争いは激化せず隊列はすんなり決まるはずです🏃‍♂️

キセキはそれなりのペースで逃げ、外枠の後方からの馬はゆっくり行きそうなので想定隊列は縦長。

【向こう正面想定隊列】

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一度隊列が決まったあとは大きな動きはなく、3コーナー辺りまではそのまま流れると思います

3コーナー手前の下り坂から徐々にペースアップして、馬群はある程度バラけながら最終直線に向きます

【直線コース想定隊列】

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内前が極端に止まる馬場ではないので、基本中団より前には付けていないと厳しいです。コントレイル・シャフリヤールの末脚が、先行した馬に届くかどうか、という勝負になりそう。

後方の馬は外を回して馬群はばらけそうですが、内の馬場は生きているので何頭かはイン突きを打って来るかもしれませんね。

コントレイル・シャフリヤールを逆転できるとしたら、この2頭より前目のポジションを取っている馬だと思います。

ですので、上の想定隊列で前に付けた③⑤⑦⑧⑨の中から、高い持続力を発揮出来る馬を狙っていきたいです!💪🏻


🌸予想印🌸

◎アリストテレス

コントレイルとクラシック戦線を戦ったアリストテレスに、今回の本命を打ちたいと思います✨

前走の京都大賞典では、7F11秒代(!)のキツイラップを前受けしての僅差の2着!なかなか強い競馬だったと思います!

京都大賞典ラップ: 12.7 - 11.9 - 12.6 - 12.5 - 11.9 - 11.5 - 11.5 - 11.8 - 11.7 - 11.6 - 11.8 - 13.0

急坂2回の阪神2400mで、ラスト1Fのラップも13.0まで落ちていることから、相当タフなレースだったと考えられます。今回は坂1回の東京コースで、京都大賞典よりもペースの上がりにくいメンバー構成なので、馬の体感的にはかなり楽に走れるはず🙆‍♂️

前述のジャパンカップのラップ傾向から見ても今回求められるのはトップスピードより持続力。この条件なら適性は十分だと思います✨

枠順も真ん中の⑨番で、逃げるキセキや先行しそうなオーソリティ・ブルームあたりを見ながらポジション取りできる上、外から被せてきそうな馬もおらず競馬はしやすそうです

適正外の長距離戦となったら春天、その春天の疲れが抜けなかった宝塚記念は度外視。菊花賞でコントレイルと叩きあった能力があればここでも勝ち負けがあっていいと思います!

テン乗りですが、先行馬で結果を残している横山武騎手への乗り替わりも🙆‍♂️

人気的にも狙いやすく、今回イチオシの本命馬です!🐎

〇キセキ

◎アリストテレスと同じく、京都大賞典はタフなラップを前受けしての3着なので評価できます。全盛期のキレからは落ちているので、前に出していって先行しどれだけ粘れるかの競馬になりそう。ズブくなってきた分ガンガン押していく和田竜二騎手と手は合ってそうに感じます。

メンバー的に無理に競りかけてくる馬もいなさそうで、自分のペースで逃げる競馬ができればGⅠのここでもチャンス有りと見ています!✨

ちなみに東京2400mでの持ちタイムはダントツの2.20.9です(2位はシャフリヤールの2.22.5)。尤も、これは3年前のキセキが4歳の時のタイムなのでそのまま今回もこのタイムで走れるというわけではありませんが、舞台への適性自体は高い証拠かと思います。

スピード能力は衰えてきているので、時計が出すぎない馬場コンディションもグッドです🌸

▲ブルーム

起伏の激しいサンクルー競馬場で逃げ切ったサンクルー大賞1着など、スピードの持続力は十分!

また、2走前の凱旋門賞で11着と大敗の後、前走のBCターフは2着と好走。デルマー競馬場の芝は、日本馬のラヴズオンリーユーの好走もあった通り、日本の競馬場の芝に近いスピード寄りの馬場。東京の馬場にも対応出来る可能性はあると思います。

また、今回はオブライエン厩舎の主戦騎手であるライアン・ムーア騎手騎乗で、厩舎としても本気度は高いはず。(ちなみに凱旋門賞ではムーア騎手はスノーフォール騎乗、本馬には武豊騎手が騎乗していました)

ジャパンカップで久しく好走していない外国馬ということで不安要素もありますが、自力を発揮できれば十分上位に食い込める力はあると思います!🌸

おわりに

予想を組み立てているうちに、語りたいことがどんどん出てきてしまったので、今回も長文になってしまいました💦

それでも今回も最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます🥳👏🎉

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それでは、明日のジャパンカップを楽しみに見守りましょう!




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